球団史上初となるオーナー兼任社長が12月1日付で誕生することが正式に決まった。
取材を通しての藤原オーナーは、物腰が柔らかく、丁寧にコメントをしてくださる印象。もちろん我々には見せていない経営者としての厳しい一面を持ち合わせておられるだろうし、社長職に就かれることで、そういった顔を今後は見ることができるかもしれない。
そして藤原オーナーといえば…昨季には一時、9戦9勝と生観戦すれば負けないという不敗神話を残したお方でもある。社長ともなれば、これまで以上に球場に足を運ぶ機会も増えるはず。そんな“見えざる力”にも個人的には期待している。
いずれにせよ、『風通しのいい組織』となるか、悪い意味での『ワンマン』になってしまうかは藤原オーナーの手腕次第となる。球団初となる体制の行方に注目したい。(和田剛)
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