「阪神春季キャンプ」(10日、宜野座)
阪神・井上広大外野手(19)が近本から守備と走塁の技術を学んでいることを明かした。初帯同の1軍キャンプ。己を高める沖縄での日々は充実している。
「普段話さない人からバッティングを聞いたりとか。近本さんだったら守備、走塁をほぼ一緒にやらせてもらっているので、どういう意識でやっているのかとか聞いたりする。やっぱり、こっち(宜野座)に来て良かったと思います」
近本をはじめ、1軍で活躍する選手たちのプレーを間近で体験できることは大きい。「(1軍に)来ている時にしか、一緒にいる時にしか聞けないことがある」と毎日の気づきや受けた助言をメモに記している。貴重な経験は間違いなく井上の成長の糧となる。
7日の紅白戦では中前への決勝打。9日・日本ハム戦では左中間二塁打を放つなど、快音を響かせている。第3クール以降の実戦を見据え「(調子の)波を小さくできるようにしていけたらなと思います」と決意。“今年1号”もそろそろ飛び出しそうな予感が漂う。
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