新型コロナウイルスの感染から回復した阪神・藤浪晋太郎投手(26)が23日、兵庫・西宮市の甲子園施設内で改めて謝罪した。3月に会食に参加したことを「軽率だった」と猛省。チームメートにも直接謝罪した。藤浪の一問一答は次の通り。
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-陽性判定を知った時の心境。
「自分自身としては熱もせきも全くなく、自分では陽性ではないだろうとちょっと高をくくっていたところがあった。まさか自分が…という気持ちがすごく大きかったです」
-入院中はどのような生活でどのような心境だったか。
「病院の方々の指示に従って部屋に隔離という形で、その中でできる範囲のトレーニングをさせてもらったりはしていました。いろんな看護師さんの方とかいろんな方にお世話になりましたし、すごく病院の方々には感謝しています。また、医療従事者の方々の大変さというのはすごく近くで見ていて感じたところはありました」
-感染者として世間に言えること。
「自分も“まさか自分が”というふうに疑わなかったので、“自分がかかっているのでは”というふうに行動する方が拡大防止にはつながるのかなと身に染みて思いました」
-病院での治療は。
「自分は全く症状がなかったですし、入院した時には嗅覚はもう戻っていましたので、特に治療ということはなかったです」
-できる範囲のトレーニングをしていた。
「ちょっとスペースがあったのでマットを敷いて、体幹トレーニングだったりとか腕立て伏せとか。グラブも持って行っていたのでシャドーピッチングとかもやっていました」
※写真は代表撮影
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