阪神の谷本球団本部長(55)が23日、新型コロナウイルス感染から回復した藤浪ら3選手らが、日本赤十字社を通じて寄付金を送ることで社会貢献活動に協力することを明かした。
球団は3選手と退院後にそれぞれ面談。3人からは練習再開よりも前に、医療従事者への感謝を込めたボランティア活動の申し出があったという。ただ、ボランティア活動は再発など感染拡大のリスクが否めないため、寄付で社会貢献活動に参加することになった。
3人以外にも、感染経路として疑われている3月14日の食事会に参加した選手や、同時期に頻繁に外食をしていた選手、揚塩球団社長ら球団幹部も寄付に加わる。谷本球団本部長は「ちゃんとやっていた選手にも、社会に対しても、けじめをつけないといけない」と説明。球団として責任を果たしていく。
またこの日行われた12球団代表者会議で、無観客での開幕が決定的になったことについては「やむを得ずですね。今の状況で観客をお招きして、お見せするっていうのは考えにくいというところだと思います。スーパー(マーケット)に集まること自体が問題になってるぐらいなんで。(球場に)何万人を入れてっていうのは考えにくいです」と語った。
※写真は代表撮影
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