相性とは不思議なものだ。19日・DeNA戦で、好調の虎打線が坂本にひねられた。今季3戦3敗。確かに緩急自在の投球は厄介だが、他球団相手で1勝2敗、防御率5・34。いかに虎を得意にしているかが分かる。
虎では秋山が今季も鯉キラーとして健在だ。15日の対戦でも5回無失点と好投し、今季5戦4勝、防御率1・84となった。ただ、好相性を持続するのは簡単ではないようで、「対応の変化があって難しいところもありました」と試合後に振り返っている。それでも相手の対策を察知して勝つのだから、さすがの投球術だ。
ちなみに、日本ハムから巨人へのトレードが発表された中田の阪神戦通算成績は34試合で119打数27安打、打率・227、5本塁打、20打点。数字上、抑えてはいるが、V争いの中、難敵となるのは間違いなさそうだ。(杉原史恭)
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