開幕ローテ入りが確実となっている阪神のドラフト2位・伊藤将司投手(24)=JR東日本=が22日、本番前ラスト登板へ向けて意気込みを語った。
24日の2軍練習試合、四国ILp・徳島戦(鳴尾浜)で登板を予定。球団新人では14年の岩崎以来の開幕ローテ入りが当確となっている左腕は、「やっぱり周りからも期待をされるので緊張はすると思う。その中でも自分の首を絞めずに、楽しんで投げられたらいいなとは思ってます」と平常心で臨む。
6日のソフトバンクとのオープン戦は、2番手で3回1安打1失点。先発した14日の教育リーグ・広島戦は4回をわずか39球で2安打無失点。ここまで実戦4試合に登板して、計9回1失点と好投を続けている。
初登板初先発は、開幕2カード目、31日・広島戦(マツダ)が濃厚。広島打線については「走攻守がそろっているチーム。長打を打つバッターには丁寧に投げて、足の速いバッターも頭に入れながら」とイメージする。
この日は鳴尾浜で行われた投手指名練習でブルペン入り。この先の実戦で打席に立つことを踏まえ、西勇からバントのアドバイスも受けた。「状態は悪くない。このまましっかり開幕に合わせて行けたら」。再び快投を披露して本番前の総仕上げとする。
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