阪神・岩貞祐太投手(28)が4日、オンライン取材に応じ、無病息災を誓った。ちょうど1年前、インフルエンザを発症して戦線を離脱。まさかのつまずきからシーズン2勝に終わっただけに、フル回転への思いは強い。
「今年は1軍完走?そうですね。みんな思っていると思いますし、今年は先発と中継ぎ、どっちでも打者を抑えられるような、技術と気持ちを作ってやっていきたいと思います」
コロナ禍の中、故郷熊本のご当地キャラクターくまモンは「くっつかないモン」、「手を洗うモン」、「換気をするモン」と呼びかける。左腕は「野球をやりたい気持ちはやまやまなんですけど…命が一番大事なので」と緊急事態宣言の延長に理解。私生活から徹底ケアを続けている。
「手洗い、うがいはめちゃくちゃ小まめにやっていて、サプリメントも去年インフルエンザになってから継続して取っています。食事も普段から隔たりのないようにしてます」
自主練習が再開されてからは甲子園で“ミニキャンプ”を敢行。週一度のブルペン投球に加えて、階段ダッシュなど「シーズンではやらないようなハードなランニング」で体をいじめ抜いている。
おうち時間では韓流ドラマ「愛の不時着」に夢中。突風によるパラグライダーの事故から物語が始まるラブストーリーだ。「めちゃくちゃハマってます」と笑う左腕は不透明な開幕へ「いつ始まってもいいように実戦感覚さえ戻れば、というような体の状態にしておきたい」。安全無事、完璧な着地を目指す。
※写真は阪神タイガース提供
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