阪神・西純矢投手(19)が25日のプロアマ交流戦・パナソニック戦(鳴尾浜)で登板する。今季中の1軍デビューへ向けて現実味が増してきた右腕は、11月1日のウエスタン最終戦・ソフトバンク戦に先発予定となっている。まずは、社会人相手に快投し、弾みをつける。
今回のテーマは「強気の内角攻め」だ。「強気にインコースを使ったり、そういうピッチングができたらいいなと思います」。持ち味は最速154キロの直球。相手のふところへ臆せず投げ込む。
ウエスタンではチームトップの4勝をマークするなど、適応能力の高さを見せている。チームの高卒新人同期では井上が今月1軍デビューを果たし、初安打初打点を記録。投手、野手とポジションは違えど西純も負けてはいられない。
平田2軍監督は「(25日に)西が調整で投げるのは投げる。その次の日曜日(11月1日)に投げるから」と説明。この2試合の投球内容が、1軍デビューへの最終アピールとなりそうだ。
この日は鳴尾浜のブルペンで調整を行った西純。ウエスタン終了後に1軍デビューがあるとすれば、11月7日・広島戦(マツダ)、10日・巨人戦(甲子園)、11日・DeNA戦(甲子園)あたりか。チャンスをつかむためにも、万全の態勢を整えていく。
※写真は代表撮影
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