「阪神春季キャンプ」(22日、宜野座)
一球一球に熱がこもる。プロ4年目の谷川がブルペンで一心不乱に投げ込んだ。1日の球数で今キャンプの投手陣最多となる160球。「めっちゃきつかったですね」とすがすがしい表情で語った。
前日の練習試合・広島戦は五回に救援登板し、先頭の代打・鈴木誠から3連続四死球。結果的に無失点に抑えたが「全部きっちり厳しいコースにということを求め過ぎてボール先行になって。配球自体が苦しくなっている部分があった」と悔しさだけが残っていた。
一夜明けて「ふがいなさを感じつつ…」と気づけば100球を超え、最終的に1時間15分も腕を振り続けた。自らに課した試練は苦しく、息も絶え絶え。だが、最後まで前向きな姿勢を貫いて投げる姿はカッコよかった。
※写真は代表撮影
外部リンク