「練習試合、ヤクルト3-4阪神」(28日、ANA BALL PARK浦添)
“ゴリラパワー”で大暴れや!2試合ぶりにスタメン出場した陽川尚将内野手(29)が4安打と打撃で猛アピール。「いやいやいや。たまたまです」と謙遜したが、キャンプ最後の実戦で持ち味を存分に発揮した。
初回に左前打をマークすると、怪力自慢の背番号55がヒットメーカーと化した。五回に中前打を放ち、七回と九回はそれぞれ左前打。「アピールしていかないといけない立場」という大卒8年目の危機感が快打を生んだ。
ここまで実戦10試合に出場して打率・345、1本塁打、3打点。結果が出ている一方で「焦りというのもある」と率直な思いを明かした陽川。矢野監督は守備面も含めて「ランクというかレベルは確実に上がっている」と成長に目を細めた。
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