今季限りで現役引退した阪神・藤川球児投手(40)が15日、高知市内で行われた高知県ゆかりの個人や団体に贈られる「龍馬賞」の授賞式に出席。藤川は高知商からドラフト1位で阪神に入団し、メジャーを経て四国ILp・高知ファイティングドッグスでもプレー。スピーチでは感激の面持ちで「今まで頑張ってきて良かった。自分が心の師と仰ぐ坂本龍馬さんの賞をいただけることを本当に光栄に思います」と謝辞を述べた。
会見ではトミー・ジョン手術を受けた後、大河ドラマ「龍馬伝」に出会ったことも明かした。ボールを投げられない中、「自分で道を切り開いていく」姿に感銘を受け、ファイティングドックス入団につながったという。「もっともっと坂本龍馬さんが歩いた道を探したい、勉強したい」と目を輝かせていた。
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