阪神の高橋遥人投手(25)が17日、先発する18日・中日戦(甲子園)に向けて、甲子園室内でキャッチボールなどで調整した。エース格の大野雄との投げ合いとなるが「別に(相手の)投手は気にしていないので、しっかり試合を作っていけるように」と自然体でマウンドに向かう。
「切れ目のない打線」と形容する中日打線には、14日まで13試合連続安打を記録していた京田や大島、ビシエドなど警戒すべき好打者がそろう。「先頭を出さないこと。低めなどしっかりコースに投げて、走者を背負っても粘り強く投げていきたい」と力を込めた。
9日のヤクルト戦では4回6失点(自責5)で初回から打者一巡の猛攻を受けた。前回の反省を踏まえ「リズムが単調にならないように」とテーマを掲げて“間”を意識した投球を心掛ける。
「(優勝に向け)大事な試合。自分は何もできていないのでしっかり貢献できれば」。昨季10月24日・巨人戦(東京ド)以来、329日ぶりの復活星を甲子園で飾る。
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