「広島5-6阪神」(29日、マツダスタジアム)
19歳の若虎が2安打2打点と躍動した。阪神・小幡竜平内野手(19)は二回1死一、三塁から一塁線への絶妙なセーフティースクイズが内野安打となり、プロ初打点をマーク。三回には2死満塁から一塁への果敢なヘッドスライディングで適時内野安打とした。背番号38のハツラツとしたプレーで、チームは勝率5割に復帰した。
◇ ◇
-セーフティースクイズのサインが出た瞬間は。
「一、三塁であの場面だったので、そういうサインが来るだろうなと予想していたので、意外と冷静にいけました」
-ヘッドスライディングで2打点目。
「打った瞬間は、ちょっと抜けたかなという気持ちになったんですけど、何とか1点でも多くということでただ、がむしゃらにいきました」
-1軍昇格から10日もたたないうちに初ものづくし。
「いろいろ出来すぎて、すごくビックリはしていますけど、(1軍に)上がってきて、この舞台でプレーしている姿を想像しながらベンチにはいたので、いい形につながってきたと思います」
-高卒2年目は根尾(中日)、戸郷(巨人)、小園(広島)らがいる。
「そうですね。去年からずっと、同世代に対してはライバル心を持ってやっていたので。これからどんどんどんどん抜かして、頑張っていきたいと思います」
-タイガースファンにひと言。
「2年目の小幡です。まだ19歳ですが、がむしゃらに若さを出して頑張っていきます。これからもよろしくお願いします」
外部リンク