阪神・木浪聖也内野手(26)は800万増の3000万円でサイン。球団では15年・鳥谷(現ロッテ)以来となるフルイニング出場を誓った。(金額は推定)
遊撃の定位置を確固たるものとするために、木浪は偉大な記録を見据えた。球団では15年・鳥谷(現ロッテ)以来となる遊撃手のフルイニング出場。契約更改後の会見でこう力を込める。
「来年は自分が全部(試合に)出て、フルイニングで出て誰にも譲らないという気持ちがすごい強い。強い気持ちを持ってチームに貢献して優勝したい」
2年連続、遊撃手として90試合以上に出場してきた木浪。正遊撃手の本命ではあるが、確約されている立場ではない。今季、9月下旬にコロナ禍でチームを離れた際に、高卒2年目の小幡が代役として台頭。他にも北條やドラフト6位ルーキー・中野(三菱自動車岡崎)らがポジションを争うライバルとなる。
「今年のままだと来年は正直厳しい」と木浪は本音を漏らす。技術を高めるために、今オフは守備の反復練習を重点的に行い、打撃面も「もっと成長できるように今からしっかりやっていきたい」とレベルアップを図る。
球団からも「ショートのレギュラーとして精進してほしい」と期待をかけられた。「競争に勝った人が試合に出られると思う」と木浪。大きな目標設定をクリアするために、不断の努力を重ねていく。
※写真は代表撮影
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