フェニックス・リーグもあと1週間となった。鍛錬の秋を過ごしている若虎。来季へつながるきっかけをつかませるために、平田2軍監督は試合前練習でグラウンドを動き回り、一人一人に声かけ。時には、自らバットを持ち内野手にノックの嵐を浴びせた。
取材に向かうと「この期間に何かをつかんでもらわないと。(オフに)何をしたらいいのか分かりませんでは困る」と12月以降の取り組み方を気にしているという。
来年2月のキャンプインまで自主トレ期間で個人の裁量に委ねられるため、最も力量差が開くと言われている。若手のオフの取り組みについて聞いた際には「若手にオフなんてないよ」と叱咤(しった)された。
取材を終えると指揮官は「選手だけじゃなく、記者たちも競争だよ」と笑顔。若虎に負けじと、日々精進していきます。(井上慎也)
外部リンク