歴史に残る三冠馬3頭によるドリームレースが決着した。結果は3強が人気順で1、2、3着。私も競馬を始めて2年半ほどになるが、一言では表せない感動があった。賭け事が嫌いな母もこの一戦だけはテレビ観戦。「ずっと前を走ってた馬、すごかったな」とキセキを応援していたようだ。
私にとっての“3強対決”といえば、2010年のセ・リーグ。中日、阪神、巨人が繰り広げた三つどもえの戦いだ。最後は1勝差、及ばず2位で終わった阪神。当時中学1年だった私も夢中になった。新加入したマートンや城島らが名を連ねる強力打線。チーム打率は脅威の・290をマークするなど、魅力にあふれていた。
あれから10年。今季は巨人、阪神、中日の順で10年ぶりに3チームそろってAクラスとなった。来季こそは阪神が1着で駆け抜けてほしい。(今西大翔)
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