キャンプ最後の試合を終えた選手たちの表情は充実感に満ちていた。2月1日に始まった春季キャンプも残り1日。無観客という異例の状況の中だったが、シーズンでファンに勇姿を届けるための準備は整ったようだ。
コロナ禍の影響でキャンプインが遅れるなど、外国人選手にとっては厳しい調整となったが、虎戦士は無難にこなしていた。日本にいるスアレス以外の外国人5選手は実戦を経験。ガンケルは「チーム全体で活気ある練習とか、みんな努力して状態を上げてきている」と明るく話す。
エドワーズも与えられた期間で戦う準備をしてきたそうで「こういう状況だったけど、時間をうまく活用することができた」と心配は無用のようだ。
チームは3月1日に帰阪し、ここからが本番。我慢の日々が続いた虎党のためにも、南国で鍛えた成果を存分に発揮してほしい。(井上慎也)
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