5日・巨人戦で先発する阪神・藤浪晋太郎投手(26)が4日、甲子園で登板前日の最終調整に臨んだ。676日ぶりの白星を目指す右腕が臨戦態勢を整えた。
先発陣の中では最後まで残ってキャッチボールを行い、入念に感覚を確認していた。その後はショートダッシュで調整。練習中の表情からは笑顔が垣間見え、充実感も漂っていた。
9連戦序盤で先発を任されただけに「チームに流れを呼び込める投球をしたいです」と意気込む。快投で確かな勢いを生み出したい。
7回4失点だった前回7月30日・ヤクルト戦後、矢野監督は「三回以降は素晴らしい投球だったし、勝てる中身のある投球。それが一番収穫かな」と高く評価し、今回の先発に大きな期待を寄せていた。G倒でその真価を発揮したいところだ。
今季2度目となる甲子園のマウンド。虎党たちは三度目の正直で初勝利を挙げる姿を待ち望む。18年9月29日・中日戦以来となる白星をマークし、一層の輝きを見せる。
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