日本野球機構(NPB)は7日、「フレッシュオールスターゲーム2021」(7月15日・坊っちゃんスタジアム)の開催要項を発表した。推薦選手にロッテ・佐々木朗希投手(19)、ヤクルト・奥川恭伸投手(20)、阪神・西純矢投手(19)、及川雅貴投手(20)が名を連ね、「高校BIG4」がそろい踏みの可能性も出てきた。
次代を担う選手が輝きを放つ真夏の祭典。まさに未来の日本球界を背負う男たちが集うかもしれない。
岩手・大船渡で高校生最速の163キロを記録した「令和の怪物」佐々木朗。星稜3年時に夏の甲子園で準優勝に輝いた奥川。創志学園2年夏にエースとしてチームを甲子園へ導いた西純。そして横浜で3度の甲子園出場を果たした及川だ。
4人は今季、1軍でも輝きを放っている。奥川が先陣を切り、4月8日・広島戦でプロ初勝利。すると西純が5月19日・ヤクルト戦で、佐々木朗は同27日・阪神戦で、及川も同30日・西武戦で次々とプロ初勝利を挙げた。それぞれが飛躍の時を迎えようとしている。
フレッシュ球宴はイースタン・リーグ、ウエスタン・リーグで21選手ずつを推薦選手92人から選出。24日に発表予定だ。スター候補の初競演が野球王国の愛媛・松山で実現するか-。期待が高まる。
外部リンク