阪神の江越大賀外野手(27)が29日、鳴尾浜で自主トレし、球団を通じて取材に応じた。活動休止期間中は数多くの選手の打撃映像を見て、別角度から弱点克服へのヒントを探ったことを明かした。
守備と走塁はレギュラークラスの評価を受けており、打撃が長年の課題。これまであらゆる練習に取り組んできたが、新型コロナウイルスの影響で練習が制限された時間を有効活用した。
「自分の映像を含め、いろんな選手の映像を見ました。僕はタイミングの取り方が下手なので、いろんな選手のタイミングの取り方を参考にして、タイミングのキーになる部分を作れればと思っています」。15日の自主練習再開後は頭に蓄積したイメージと、動作が一致するように試行錯誤を重ねている。
今春は1軍キャンプに帯同したが、オープン戦は3試合しか出場できず、活動休止前は2軍で調整していた。
今季で6年目。外野は福留、糸井、サンズ、近本、高山らとライバルが多い。「レギュラーを獲るため、打撃でもアピールをできるように、限られた時間の中でレベルアップしたいと思います」。鳴尾浜ではフリー打撃などで約3時間の自主練習。今後も明確な課題克服に時間を費やし、全体練習再開後に巻き返す。
外部リンク