9月21日、小幡が20歳の誕生日を迎えた。まだ入団したばかりの頃は、川原ら同期と休日に大阪へ繰り出した際も道に迷うような18歳だったのに…。あれから1年がたって1軍デビューを果たし、日に日に顔つきも頼もしくなっていく。
延岡学園時代は、ほとんどウエートトレーニングをした経験がないことから体の線は細かった。ただ、ルーキーイヤーから2軍首脳陣の評判は高く「去年中に1軍に上がると思っていた」との声も少なくはなかった。
昨季中の昇格は果たせなかったが、矢野監督は1年目の小幡を指し「現在の期待値を十分に超えてやってくれている」と評していた。2年目の今季、19歳のうちに初盗塁、初安打、初打点などを次々とマーク。順調な成長曲線を描く小幡から20歳の間に初アーチを描く光景が見られることを願っている。(関谷文哉)
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