「阪神春季キャンプ」(4日、宜野座)
今季のテーマに絡めて「本日のカッコいい大賞」として、その日に最も輝いた選手を選出していくコーナー。4日目は高山。
高山がクールに逆襲のノロシを上げた。ドラフト1位・佐藤輝と共に「1番・左翼」で先発出場し、意地のマルチ安打だ。「お互いライバルとして『よーし負けへんぞ』って。俊は絶対あると思う」。前日、競争をあおった矢野監督の起用に結果と内容で応えた。
16年新人王の魅力が詰まった2安打だ。初回、西純の外角低め140キロを振り抜き左前に落とすと、三回は三遊間を真っ二つ。四回の遊ゴロもバットの芯で捉えていた。
矢野監督は「打席内容は全部良かったし、いいスイングをしていた。競争というのはまた楽しみな感じになったかな」とご満悦だ。第1クール最終日のカッコいい大賞も高山に決定!背水のプロ6年目。復活を期待したくなる好スタートだ。
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