阪神からドラフト4位指名された栄枝裕貴捕手(22)=立命大=が22日、京都市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金5000万円、年俸800万円で合意した。
目標に掲げたのは球団初となる捕手でのフルイニング出場。そのための信頼関係構築へ、コロナ禍が終息した暁には、趣味の麻雀で投手陣と積極的なコミュニケーションを図る考えだ。
「麻雀をしたら、絶対にコミュニケーションが取れますし。どういう人なんだろうというのが分かってくる」と栄枝。かつて2003年にフルイニング出場を果たした城島健司(ダイエー)が、麻雀をすることで投手の性格面を把握し、適したリードをしたというエピソードが残る。
近年は捕手併用制を採るチームが多いが「自分がチームの柱になれるようにじゃないですけど。やっぱりそのためには1年間フルでずっと出ることが大事なんじゃないかと思っています」と栄枝。最高の女房役を目指し、1年目から1軍に定着する。
※写真は阪神タイガース提供
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