阪神からドラフト2位指名を受けた伊藤将司投手(24)=JR東日本=が22日、社会人野球の集大成となる都市対抗野球制覇を手土産にプロ入りすることを誓った。
25日に行われる初戦の相手は、ドラフト6位・中野拓夢内野手(24)が所属する三菱自動車岡崎。いきなり“同期対決”が実現する。中野とは国際武道大4年時に全日本大学選手権決勝で対決。決勝打を打たれ、東北福祉大に日本一の座を奪われた。「いきなりぶつかるなんて楽しみですね。抑えたい」とリベンジに燃える。
当時は春先に痛めた左肘痛から回復した直後で、中継ぎでの登板。エースとして臨んだ3年時も同選手権で準優勝に終わっており、伊藤は横浜高時代も含めて、日本一に輝いた経験がない。
再びエースとして挑む全国大会。「社会人では都市対抗が一番デカい大会。ここで日本一を取って、また上のステージで活躍できるようにつなげていきたい」。まずは虎党注目の初戦を突破し、頂点奪取へ勢いをつける。
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