新人連載を担当したドラフト5位・村上頌樹投手(東洋大)がついにデビュー戦を迎える。入団後から取材を重ね、何度も「負けたくない」という言葉を聞いてきた。
同期入団の同1位・佐藤輝、同2位・伊藤将らが華々しい活躍。そして、年下の西純もプロ初勝利を挙げた。その度に、喜びながらも悔しさをにじませてきた右腕。デビュー戦を前にして、闘志をたぎらせているはずだ。
淡路島の実家ではデイリースポーツを定期購読してくれている。息子の記事は大事に切り抜いているそうだ。
母・良子さんは「恥ずかしがり屋なんで、プロに入ってからプレゼントとかはない。でも、家族としてはプロに入ってくれたことが一番のプレゼント」と、タテジマに袖を通したわが子の初先発を心待ちにしている。孝行息子のプロ初勝利記事を村上家に届けたい。(今西大翔)
外部リンク