2年目の今季、近本は初の打率3割台でシーズンを完走する期待が高まっている。現在、打率・285。開幕した6月の月間打率は・128と成績が落ち込んだものの、7月以降は好不調の波は見られない。
今年の近本は一味違う。それはデーゲームの打率の高さ。打率・333という数字を残している。昨季はデーゲームの打率が・220と結果が出ていなかっただけに、変貌具合がはっきりと分かる。
1月に近本を取材した時には「デーゲームが苦手だなと思ったことはないんです」と話していたが、本人は「交流戦で結果が出ていなかった」と打率・149に終わった成績が関係しているのではないかと分析した。
今季は交流戦がなかっただけに単純比較はできないが、いつかデーゲームでの好結果を残せている要因をまた、取材したいと思う。(関谷文哉)
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