「阪神3-2DeNA」(10日、甲子園球場)
これぞ4番の一撃だ!大山が3点目を叩き出す3号ソロ。この男が4番に座れば無傷の4連勝とまさに勝利の立役者だ。打った瞬間それと分かる一発。この日から詰めかけた阪神ファンも思わず立ち上がり、喜びを爆発させた。
「2点逆転して勢いに乗っているところだったので、その流れに乗ってスイングした結果が本塁打だったので良かったかなと思います」
1点を追う初回、近本が先頭打者本塁打、糸井の遊ゴロの間に勝ち越しに成功。いい流れで第1打席を迎えた。大貫の甘く入ったカットボールを捉えると打球はファンが待つ左翼スタンドへ一直線。矢野監督らが笑顔で迎えるベンチへ気持ちを込め、拳を握りしめた。
4日の広島戦で途中出場し、4番に座り続けて4試合。7安打3本塁打、5打点とこの勢いは誰にも止められない。
「すごくいいスイングができているとは思いますけど、一打席一打席、一試合一試合、必死にやるだけなので、その結果がついていいとは思いますけど、油断はしないようにやりたい」と常に全力でプレーするだけだ。
「声援の力はすごく大きいなと感じた」。ファンの声援という力も加わった虎の4番がチームをさらに上昇させる。
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