阪神・中谷将大外野手(28)とソフトバンク・二保旭投手(31)の交換トレードが2日、両球団から発表された。
ソフトバンクへの移籍が決まった中谷はオンライン取材で「欲しいと思ってもらえることが野球をやっている中で一番うれしいことですし、もう一回うまくなれるチャンス」と気持ちを新たにした。
2010年度ドラフト3位で入団。17年には133試合に出場して自己最多の20本塁打を放ち、61打点を記録した。11年目の今季はファームでチーム最多の59試合に出場。同2位タイの5本塁打をマークしていたが、1軍出場はなかった。
通告を受けた際には、矢野監督に電話で報告。同じく中日からの交換トレードで阪神入りした指揮官からは「トレードで変わったと話されていた。『チャンスだから頑張れ』と言ってもらいました」とエールを送られたという。
地元・福岡での新たなスタート。「ずっと優勝争いをしているチームですし、3軍まであって、レギュラー争いが厳しいと思う。正直、不安もありますが、やることは変わらずやっていきたい」と新天地での飛躍を誓った。
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