ドラフト1位・西純が打ち取った打球を同2位・井上が右翼で捕球する。ウエスタン・オリックス戦で将来のエース候補と4番候補が共演。今まで何度もあった光景がこの日だけは特別に感じた。
7月30日のヤクルト戦で12年度ドラフト1、2位のプレーが勝敗を左右した。藤浪は6回まで1失点と好投。ただ、七回に北條の失策などで3点を奪われ、敗戦投手になった。藤浪は「誰もエラーしようと思ってエラーしていないですし」と北條をフォロー。同期入団で同学年の奮起に期待しているように感じた。
高校時代に甲子園で高校野球ファンを熱狂させたのは言うまでも無い。それはこの2人も同じだ。先発・西純、4番・井上。いつかは1軍で西純が勝ち投手、井上が決勝本塁打。2人で上がるお立ち台…そんな光景を甲子園で見られる日を待っている。(今西大翔)
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