新型コロナウイルスに感染した3選手が会見に臨んだ。誰もが感染のリスクがあるとはいえ、当時の状況下で感染経路として疑われる3月14日の食事会に参加した責任は重く、今後も背負っていくことになる。
3月26日の陽性判定以降、多くの批判を浴びた。世間から向けられる視線は変わり、社会的制裁も受けた。退院後の球団との面談では、谷本球団本部長から「プロ野球選手である以上に、一社会人なので。プロ野球選手だから、一般の方と同じように振る舞っていいという訳ではない。責任も重い」と意識の低さを指摘された。一度貼られたレッテルは並大抵の力では、はがれないだろう。
ただ、今回3人は自問自答した末、自らの意思で会見に出て来た。以前にはボランティアも申し出ていたという。個人的には社会人として、プロとして、生まれ変わった姿を見てみたい。(西岡誠)
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