「阪神秋季練習」(21日、甲子園球場)
阪神は21日、甲子園での秋季練習で複数の送球練習を行った。藤本敦士内野守備走塁コーチ(43)が発案し、新たな方法で2年連続12球団ワーストの失策数改善に着手した。
選手は複数のグループに分かれ、マウンドと各ベースの5カ所でのボール回しや、約10メートルでの高速キャッチボールなどを行った。緊張感を持たせる意味でタイムも計測。最速のグループが盛り上がる場面もあった。藤本コーチは「捕るだけじゃなくて、送球のミスも多い。動きの中でどう投げられるか」と導入の意図を説明した。
同コーチは「どういう形で数字を減らすか」と失策数への危機感を口にする。今秋は基本のキャッチボールから意識を高めるように指示しており、継続して守備力向上に取り組んでいく方針だ。
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