昨年4月に入社し、阪神担当となった私にとって、19年度ドラフト組は勝手に“同期”だと思っている。西純がプロ初勝利を挙げた19日。甲子園で歴史的な一勝を取材し、一面原稿を書いたことは感慨深かった。
平田2軍監督も「見てて力が入ったね」と手に汗握りながら戦況を見守ったようだ。「いい初勝利になったよ。及川や井上、遠藤、藤田、同級生はもちろん刺激になる」と相乗効果に期待した。
同日には及川がプロ初昇格。井上、遠藤、藤田は2軍で飛躍を目指している。同級生だけでなく、昨季1軍を経験した小川も復調気配が漂ってきた。小野寺も支配下を勝ち取り、ファームで圧倒的な数字を残している。
次は及川がプロ初勝利を挙げるのか、井上がプロ初本塁打を放つのか…。“同期”の活躍を執筆するのが待ち遠しい。(今西大翔)
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