19年夏の甲子園大会決勝戦を取材させてもらう機会があった。対戦カードは星稜-履正社。奥川の力投に、井上の逆転3ラン…夢舞台での熱い戦いに心が躍った。
そんな聖地で、14日から今季初めて2軍戦が行われ、井上が“凱旋(がいせん)”した。15日には勝ち越し三塁打を放つなど3打点と躍動。1カード前のウエスタン・オリックス3連戦(オセアン)では10三振と不振だっただけに、平田2軍監督は「血が騒ぐのかな。履正社のユニホーム着させた方が良いんじゃないか?」なんて冗談を飛ばしていた。
同じく聖地を沸かせた同僚・西純は19日にプロ初登板初先発で“凱旋”する。3月14日のオープン戦・巨人戦では及川が4回1安打無失点の好投を見せた。芽を出し始めた甲子園のスターたち。今後の活躍が一層楽しみだ。(間宮涼)
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