「DeNA7-7阪神」(8日、横浜スタジアム)
結果的に7点差を追い付かれたドロー劇。だからこそ振り返れば、7点目に価値が生まれる。火曜日の男は健在。サンズが2安打、4出塁と奮闘した。大勝ムードでも緩めなかった攻撃の手。16号ソロでチームを支えた。
6点リードで迎えた五回。先頭で打席に立っと、3戦ぶりの一発右翼席に運んだ。三回の左越安打と合わせてマルチ安打。初回と七回には四球を選び、チャンスメークした。これで火曜日の打率は・563、5本塁打、15打点だ。
「強く叩ける球だけを待っていた。風もうまく運んでくれてよかったね」。9月に入って7戦で4本塁打。月間打率も・360と、さらに調子を上げてきた。頼れる4番のバットが巨人の背中を追い掛ける。(田中政行)
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