やっと取り戻した景色だ。CS進出を決めた9月30日・中日戦以来、284日ぶりに甲子園の1軍戦でファンがスタンドに入場した。本当に長かった。5000人と上限は設定されているが、聖地で応援する虎党の存在がいかに大きいかを改めて感じる一日だった。
子どもの頃を思い出す。午後4時開門と同時に入場すると、歌手・西浦達雄さんの「あの星こそ明日輝く」「炎の五回裏のテーマ」などの楽曲が流れていた。懐かしい。試合前にこれらの曲を聞くと甲子園に来た、という感じがしてたまらなかった。
試合前には、ファンを取材させてもらった。誰もが声をそろえて期待していたのは「優勝」だ。現状は最下位でも虎党は巻き返し、Vロードを突っ走る姿しか期待していない。阪神に心強い味方(ファン)が帰ってきた。ここから大どんでん返しを見せてくれ!(関谷文哉)
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