19日のヤクルト戦でプロ初登板初先発する阪神・西純矢投手(19)が18日、甲子園の室内練習場でキャッチボールやダッシュで最終調整した。練習中はガンケルと会話するなどリラックスモード。「初めての1軍での登板なので緊張はすると思いますが、自分の投球ができるように頑張ります」と意気込んだ。
2リーグ分立後では12年の岩本輝以来、球団3人目となる高卒投手の初登板初先発初勝利へ対策は進めている。「打つ能力の高い選手が多い」とヤクルト打線の印象を語り「左打者の青木さん、村上さんには注意して投げなければ」と警戒を強める。
ガンケルの出場選手登録抹消で巡ってきたチャンス。金村投手コーチからは「長いイニングというよりは、一人でも多くアウトを取るように飛ばしていけ」と背中を押された。同学年のロッテ・佐々木朗、ヤクルト・奥川が16日に先発し「次は自分の出番だという気持ちが強い」とライバル心を燃やす。高校時代に沸かせた聖地でプロ初白星をつかむ。
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