今季限りでの現役引退を表明した鳥谷敬氏(40)が12日、サンテレビの「熱血!タイガース党」に9年ぶりに生出演した。
新人ながらショートのレギュラーとして躍動した中野を「スピードっていうのはみんなが持っているものではない。ショートしては重要なひとつのスキルだと思う」と称賛。「ここからは経験を積んで成績だけじゃなくて、いろんなものを引っ張っていけるような選手になってくれたら。ショートというポジションはそういう役割もある」と“後継者”として期待を寄せた。
引退表明後の現在も「基本的には毎日。3時間できる日もある」とトレーニングを継続しているストイックぶりを明かした鳥谷氏。視聴者からの「コーチや監督として阪神に帰って来てくれますか?」という質問には「今後、何をするかというのは全然決まってない。でもやっぱり、野球を続けてきましたし、本当にいろんな人にお世話になってきましたので、何らかの形で恩返しができたら」と冷静に語っていた。
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