「阪神秋季練習」(15日、甲子園球場)
阪神の原口文仁捕手(29)が15日、甲子園での秋季練習に参加。野手一本で臨む来季へ向け、白球を追いかけた。
シートノックでは、三塁と左翼に就き、軽快な動きを披露。個別練習でも、中堅でひたすらノックを受けた。「距離感だったり、打球の質が全く違う。数を多く捕って、経験して、なじませていきたい」と高い意識を口にする。
三塁の守備ではスライディングキャッチを見せるなど、秋季練習4日目にして、板についてきた。「色んな可能性を広げていけるように」と強い覚悟で、野手転向を選択。「時間は短いですけど、いい準備をして、また春にやっていければいいかなと思ってます」。野球人生の転機となるプロ13年目へ、妥協は許さない。
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