「ウエスタン、阪神6-3中日」(19日、鳴尾浜球場)
待望の一発が飛び出した。阪神のドラフト2位・井上(履正社)が7月29日・ソフトバンク戦(タマスタ筑後)以来となる5号2ラン。打った瞬間、それと分かる打球は左中間の防球ネット中段部を直撃。軽快にダイヤモンドを一周し、笑顔でホームベースを踏んだ。
笠原が投じた初球の140キロ直球を捉え「角度も見て、いったなと思いました」という会心の一打。初球の準備を大事にし「ファーストストライクから手が出せている打席は、いい打席が続いている」とうなずいた。
平田2軍監督は「角度が良かったね。やっぱり魅力だよ。(井上)広大のホームランという魅力を消さないようにやっていかないとな」と、これからも大きな放物線に期待を寄せる。
8月は月間打率・175で本塁打も出なかった。それでも9月は打率・267と復調気配が漂っている。井上は「ある程度、自分のゾーンというか、目付けの位置ができてきている」と自己分析。この調子で本塁打を量産していく。
※写真は代表撮影
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