阪神は7日、「元阪神タイガース監督 野村克也氏 追悼試合」を同氏の誕生日である6月29日・ヤクルト戦(甲子園)に開催すると発表した。追悼セレモニーでは、試合前に場内ビジョンで追悼映像を放映し、黙とうをささげる。両球団の球団旗は半旗とする。
球場正面入り口などでは野村氏の肖像パネル、阪神時代に背負った73番と82番のユニホームをモチーフにしたバナーを掲出。イニング間のビジョンなどでは、同氏と縁のある阪神OBとの当時の写真と共に、「私の野村ノート」をテーマに感銘を受けた言葉を掲載する。入場者には同氏が生前に残した数々の名言を紹介した「野村ノート」もプレゼントされる。
矢野監督は「野球界にもたらしたものというのは、とんでもなく大きなものがある」と敬意を込め、「俺らがやってる野球で喜んでもらいたいと思う」と恩返しを誓った。指揮官は野村政権1年目の99年に初めて打率3割をマーク。「ノムラの考え」を吸収し、正捕手の礎を築いた。
※写真は阪神タイガース提供
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