鳴尾浜へ行く度に、井上の表情が生き生きとしている。この日は、第3クールから再開したという右翼でのノックも行い、リハビリは順調。平田2軍監督も「順調、順調!痛くも、違和感もないと言っているんで」と声のトーンが明るい。
室内での打撃練習も、第3クールから直球のマシンで打ち込みを始めたようだ。「ライト方向にしか、打球が飛ばないです…」と、井上は苦笑いしていたが、野球ができる喜びに満ちあふれていた。
「2月のキャンプに万全で行ければ、いいかなというところやな」と2軍指揮官。井上はこれまでのけがを思い返しても、とにかく回復が早い。
記者は、まだ23歳なのに目の疲れ、肩のこりなど、老いを感じ始めている…。年の差は3つだが、「若いな~」と感じることばかりだ。トラ番では最年少。表情だけでも、若々しくしていたい。(今西大翔)
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