阪神のドラフト6位・中野拓夢内野手(24)=三菱自動車岡崎=が11日、新人合同自主トレ後にオンライン取材に応じ、巨人・菅野や中日・大野雄ら各球団のエース攻略に向けて動画研究や情報収集をしていることを明かした。
1年目から即戦力としてチームに貢献するために、準備はバッチリと進めていた。「各球団のエースクラスの投手を打っていかないと、1軍で試合に出続けることはできない。そういった代表する投手をイメージしながらやっています」。動画サイト「YouTube」で特徴や配球など確認し、イメトレに生かしている。
寮では年齢は下だがプロとしては先輩になる井上にプロの投手について聞くなど、情報収集も欠かさない。「1軍の経験をしているので、投手がどういった感じなのかなという話を自分からさせていただきました。そういった情報を先輩方にも聞いていけたらと思います」と積極的な姿勢を示した。
この日、新人合同自主トレ第1クールが終了。屋外で初めてティー打撃などを行い、汗を流した。「久しぶりに動いたので、少し、体の張りはあるんですけど。それも踏まえていい形でいい感じで動けている」と充実感を口にする。
目標は1軍で143試合を戦い抜くことだ。「多くの試合に出続けるというのが大事になってくる。そういった面でも強い体を作ることが大事」。激しい内野手争いを制し、レギュラーの座をつかみ取る。
※写真は代表撮影
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