阪神の中田賢一投手(37)が26日、甲子園での自主トレ後にオンライン取材に応じ、球界最年長の福留からの助言を生かしてシーズンを歩んでいくことに意欲を示した。年齢を重ねるにつれてたくましく感じる先輩の姿。この日43歳の誕生日を迎えたベテランの姿勢を参考にする。
中日在籍時の2007年以来、13年ぶりに同じユニホームを着ることになった。阪神への移籍が決まった際には、一番に福留に連絡。キャンプイン前には食事を共にし、チームのことなどいろいろアドバイスを受けた。
「僕も38歳になってきましたので。年齢に対しての体の向き合い方とか、そういう部分を教えていただきました。いろいろ分からない部分があったら、福留さんに頼ることになると思う。何か分からないことがあれば、すぐに聞きたいと思います」
プロ16年目。来月11日には38歳の誕生日を迎えるだけに、衰えを感じさせない福留の存在は大きい。再びチームメートとなった縁を最大限に利用し、自らのプレーに生かす。
この日はランニングや60球のブルペン投球など約2時間、汗を流した。「球場で練習できること。場所があるということにすごく幸せに感じて、練習させてもらっている」と感謝する。猛虎の一員として大観衆を前に快投を演じるため、最善を尽くして準備をする。
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