大きな期待を抱かせてくれる選手がまた一人、浦和レッズに加わった。
江坂任が柏レイソルから完全移籍で加入することが決まった。
5月31日で29歳になった江坂は、2015年に流通経済大学からザスパクサツ群馬に加入し、大宮アルディージャを経て2018年から柏で10番を身につけプレーしていたアタッカーだ。
昨季はJ1リーグで9得点10アシストと多くの得点に絡む活躍を見せると、今年3月には日本代表に初選出され、A代表デビューとなった3月25日の国際親善試合、韓国戦ではCKでレッズでも活躍した遠藤航のゴールをアシストした。
攻撃的なポジションならどこでもこなし、利き足の右足だけではなく左足でも質の高いシュートを打てるなど得点に直結するプレーを持ち味とする江坂。流動的に動きながら攻撃を仕掛け、状況に応じて形を変えることもあるリカルド ロドリゲス監督のサッカーに適合する可能性は高い。
江坂自身の活躍はもちろんのこと、江坂の加入によってポジション争いはさらに激化し、チーム力が上がる相乗効果も期待される。
2021シーズンの前半戦もいい戦いを見せてきたレッズだが、アレクサンダー ショルツ、酒井宏樹、そして江坂を加えて臨むシーズン後半戦は、ますます楽しませてくれそうだ。
(浦和レッズオフィシャルメディア)