8月6日、大原サッカー場でのトレーニング前、リカルド ロドリゲス監督の定例会見がオンラインによって開かれ、8月1日に再開する2021明治安田生命J1リーグ 第23節の北海道コンサドーレ札幌戦に向けた質疑応答が行われた。
中断期間中のトレーニングについて聞かれた指揮官は、「オリンピック代表に招集されている選手やトレーニングができなかった選手もいたりしたので、私が期待したほど積み上げができなかった。
攻撃で押し込んだ形のトレーニングなど、できたものもあったが、満足のいく形にはならなかった。ただ、今週に入って昨日は2部練習もできましたのでよかった。特に午後のトレーニングは非常に質の高いものになった」と、手応えを覗かせた。
本日加入が発表された平野佑一選手の印象を聞かれると、「彼はゲームメークできるだけでなく、守備でも期待している。チームのブレーンになるようなタイプで、まだ若く、成長の余地が残っている。彼はサッカーを理解していて、ポジショニングも非常にうまいので、ビルドアップでも生きると思う」と、攻守両面での貢献を期待しているようだった。
札幌の印象については、「いい選手が揃っているし、はっきりとしたアイデアを持ってプレーするチーム。ピッチ上でマンツーマン気味の守備をしてくるし、攻撃時には4バックとアンカーが後ろに残り、前線が5人になって5レーンを使って攻撃を仕掛けてくる。
私たちは相手にダメージを与えながら流れをつかみ、しっかりとボールを保持したいと思う。前回対戦(3月17日)では自分たちが少し引き気味で守備の時間が長くなってしまったので、レッズのチームのスタイルを前面に押し出し、アウェイゲームで勝ちたい」と、前回対戦とは違う試合内容を見せると約束した。
中断明け以降の試合に向けては、「私たちは3つの大会を戦っていて、ここから1ヵ月で9試合プレーすることになる。その9戦目となる9月10日の試合が終わったところでACL出場圏に近いところにいられるように、J1リーグで勝ち点を取り、天皇杯やルヴァンカップでも駒を進めていきたい」と会見を締めくくった。
アウェイで行われる北海道コンサドーレ札幌戦は、明後日8月9日(月・休)15時にキックオフされる。
(浦和レッズオフィシャルメディア)