5月22日に行われたヴィッセル神戸戦で、ペナルティエリア内から敵陣までノーバウンドで届く驚異的なスローを見せた鈴木彩艶。
スローインでも30mほどの距離を軽々届かせてしまった。
藤原優大がかろうじて届かせた距離を2投目は何とノーステップでスローイン。「だめだ」と言いながらも、しっかりと藤原の足元に届かせていた。
そして最後は、藤原を下げさせると、助走から2000年代にオランダ代表で活躍したミハエル・ライツィハーばりの『斜めスロー』で勢いをつけて投げる。
実際にはファウルスローだが、胸元どころか藤原が手を上に伸ばしてようやく届いた位置へ弾丸のような勢いで向かっていった。
西川周作、塩田仁史と熾烈なポジション争いを繰り広げながら、J1リーグで5試合連続フル出場し、うち4試合でクリーンシートを達成している彩艶。
公式戦でスローインを行うことはないだろうが、ビッグセーブや前述のようなスローイングなど、ピッチで見せる驚愕のプレーに期待しよう。
(浦和レッズオフィシャルメディア)