浦和レッズに強力な仲間が加わった。
酒井宏樹。欧州の最前線での戦いを経験し、FIFAワールドカップも二度参加した、言わずと知れた日本最高級のサイドバックだ。
2009年に柏レイソルでプロキャリアをスタートさせた酒井は、2012年にドイツ・ブンデスリーガのハノーファー96へ移籍。ハノーファー96で4シーズンを過ごした後はフランスへ渡り、リーグ・アンのマルセイユで2020-21シーズンまで5シーズンプレー。ドイツでもフランスでも主力としてプレーし続けた。
今年の4月で31歳になった酒井は、日本代表としても最新メンバーに名を連ねており、オーバーエイジ枠で参加する予定の東京オリンピックでも活躍が期待されている。
スピード大胆さを兼ね備えた迫力のあるオーバーラップから高精度のクロスを持ち味とし、右サイドバックを主戦場とするが、センターバックが3枚並ぶフォーメーションであればストッパーでもウイングバックでもプレーすることが可能。酒井の加入によってリカルド ロドリゲス監督がオプションを広げることは間違いない。
「浦和レッズという伝統ある偉大なクラブの一員になることができ、大変光栄に思います。チームのコンセプトを理解し、1日でも早くピッチ内外でチームに貢献できるようベストを尽くしていきます。一つでも多くのタイトルを熱きレッズファン・サポーターのみなさんと共に喜びあう為にがんばっていきますので応援よろしくお願いします!」
熱いコメントでレッズのファン・サポーターへ挨拶した酒井。公式戦9戦負けなしと調子を上げ、来季のAFCチャンピオンズリーグ出場に向けて勢いを加速させようとするレッズに大きな力を加えてくれるに違いない。
【浦和レッズオフィシャルメディア】