cat_8_issue_oa-trafficnews oa-trafficnews_0_b3be295e5bc8_小田急が複々線化跡地に"世田谷代田キャンパス"をオープン b3be295e5bc8 b3be295e5bc8 小田急が複々線化跡地に"世田谷代田キャンパス"をオープン oa-trafficnews 0

小田急が複々線化跡地に"世田谷代田キャンパス"をオープン

地域内外の人がつながる場に


 小田急電鉄は2019年4月13日(土)、小田急小田原線の世田谷代田駅(東京都世田谷区)から徒歩2分の場所に、複合施設「世田谷代田キャンパス」をオープンしました。

鉄道跡地に誕生した複合施設「世田谷代田キャンパス」(2019年4月13日、伊藤真悟撮影)。

 小田急線の代々木上原~梅ヶ丘間を地下複々線化したことで発生した鉄道跡地を利用。地下化によって地域内の交流が活発化している世田谷代田の“コミュニティハブ”としてさらなるにぎわいを生み出すこと、また地域内外の人と人がつながる場になることを目指すそうです。

 施設は地上2階建てで、1階にはカフェレストラン「CAFE HELLO」と、世田谷区内にメインキャンパスを持つ東京農業大学のアンテナショップ「農大ショップ」が出店。「農大ショップ」では、東京農大オリジナルグッズや、農大卒業生の酒蔵でつくられた日本酒や味噌を販売します。

 2階は、東京農業大学がオープンカレッジ(市民講座)を行う施設「東京農大オープンカレッジ」です。健康や食、環境、生き物をテーマとした講座が開かれます。

 開業初日の4月13日(土)には、地域と連携したイベント「世田谷代田マーケット」を開催し、先着150組にフルーツをプレゼントしたほか、このイベント限定ショップも出店。産地直送の食品などを販売しました。またこの日、日本酒の試飲会や「東京農大オープンカレッジ」での記念講演会も行われています。

 小田急電鉄 生活創造事業本部開発推進部の向井隆昭さんは、「今年8月には地域の祭りの会場としても使っていただく予定です。将来的には世田谷代田から下北沢付近までの線路跡地を使って、イベントを実施したいです」と話しました。

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cat_8_issue_oa-trafficnews oa-trafficnews_0_a9fd42e68537_戦車のエンジンと燃費、安全と実用性で紆余曲折の100年 a9fd42e68537 a9fd42e68537 戦車のエンジンと燃費、安全と実用性で紆余曲折の100年 oa-trafficnews 0

戦車のエンジンと燃費、安全と実用性で紆余曲折の100年

2019年4月12日 18:39 月刊PANZER編集部

戦車はどのようなエンジンを積んでいるの?


 昨今(2019年現在)の自動車業界を見ると、電気自動車、ハイブリット車、低燃費車と、エコを売りにしたクルマが次々と登場しており、そのように燃費を抑えて長距離走行する技術を進歩させるため、各メーカーは研究に余念がありません。現在、そしてこれからも「燃費」は、ユーザーがクルマを購入するうえで最も考慮するテーマのひとつでありつづけるでしょう。

演習でタンク車から燃料補給するイギリス軍の「チャレンジャー2」(左)。車体後部にドラム缶をふたつ付けている(画像:イギリス国防省)。

 では、戦車の燃費はどうでしょうか。何十tもの巨体を動かすエンジンを搭載しているのですから、少なくとも燃費が良いイメージを持つのは難しいでしょう。

 そもそも、戦車はどのようなエンジンを積んでいるのでしょうか。

様々な英戦車に搭載、ロールスロイス製「ミーティア」(月刊PANZER編集部撮影)。

米M4シャーマンのガソリンエンジンは航空機用の星型が原型(月刊PANZER編集部撮影)。

旧日本陸軍八九式中戦車搭載、三菱製ディーゼルエンジン(月刊PANZER編集部撮影)。

 戦車の歴史から見ると、多種多様な戦車が登場した第2次大戦時は、ガソリンエンジンが主流でした。軽量・小型・高出力のエンジンを求めた結果、航空機用のレシプロエンジン(ピストンがシリンダー内で往復復動するエンジンのこと)を基にして戦車用エンジンとして流用するケースが多かったためです。しかし、戦車用ガソリンエンジンは燃費が悪く、被弾時に燃料タンクに引火すると火災が発生し、多大な被害が生じるといった問題がありました。

 一方、ディーゼルエンジン搭載戦車も、数少ないながら存在しました。ディーゼルエンジンは軽油が燃料ですが、ガソリンエンジンと比べると燃費がよく、なおかつ引火し難いのが特徴です。ただし、エンジンが大型化しスペース効率に劣る、そして振動や音が大きいという欠点もありました。

 それでも上述したメリットを鑑みて、1935(昭和10)年ごろには、日本の八九式中戦車(空冷ディーゼル)とポーランドの7TP軽戦車(水冷ディーゼル)が相次いで登場しており、第2次大戦に入ると、ソ連や日本の戦車はディーゼルエンジンが主流になっていました。

 そして、戦後は燃費の良いディーゼルエンジンが注目され、今日にかけて戦車用エンジンの主流となっています。

ソ連T-64戦車のディーゼルエンジンは水平対向のため低い(画像:月刊PANZER編集部)。

1944年夏、ガソリンエンジン交換作業中のティーガーI重戦車(画像:ドイツ国防省)。

給油中のティーガーI。ドラム缶脇の兵士が手動ポンプを回す(画像:ドイツ国防省)。

 そうしたなか、ソ連は戦後、ジェット機と同じガスタービンエンジンの研究・開発を進め、後にT-80で搭載しています。アメリカも、主力戦車のM1「エイブラムス」にガスタービンエンジンを採用しました。またスウェーデンのStrv.103(通称「Sタンク」)やフランスの「ルクレール」は、ディーゼルとガスタービンの長所短所を補完しあうために、あえて両者の複合型(ハイブリッド・エンジン)を搭載しています。

ディーゼルとガスタービン、それぞれの特徴と気になる燃費


 先にも記した通り、現用戦車のエンジンはディーゼルが主流となっていますが、アメリカとロシア、戦車大国ともいえるこの両国は、戦車用エンジンにガスタービンを採用しています。

 ロシアについてはガスタービンを採用する一方でディーゼルも併用していますが、アメリカはガスタービンに一本化しています。ここでディーゼルとガスタービン、それぞれの長所と短所を比較してみましょう。

小型だが燃費は非常に悪い米M1戦車のAGT1500ガスタービン(画像:アメリカ海兵隊)。

米M1戦車はジェット機と同じ航空燃料を用いる(画像:アメリカ陸軍)。

演習にてタンク車から給油中の英ウォーリア歩兵戦闘車(画像:イギリス国防省)。

 まず、ディーゼルエンジンですが、前述のように燃費が良い、燃料となる軽油自体がガソリンよりも安いといった利点があります。また、燃料となる軽油はガソリンなどと比べて引火しにくいため、被弾時の火災に対する危険性が低く、その点では安全性が高いともいえます。

 ガスタービンエンジンは、ディーゼルエンジンよりも軽くて高出力なのが特徴です。また、ジェット機やヘリコプターと燃料を共用できるといった利点もあります。しかしながら「燃費が非常に悪い」ところが短所です。

 アメリカのガスタービンエンジンを搭載するM1「エイブラムス」の場合、整地での燃費が約0.24km/Lといわれます。これはディーゼルエンジンを搭載するドイツの「レオパルト2」が、同じ整地での燃費で約0.46km/Lなので、半分程度です。ちなみに、市販のトヨタ「プリウス」現行モデルは、カタログ燃費(JC08)が39km/Lですので(グレードE)、M1「エイブラムス」と比較すると約162倍もの燃費差といえるでしょう。

 これはロシアでも同様で、初めてガスタービンエンジンを制式採用したT-80は、あまりに燃費が悪く、なおかつトラブルが多かったため、のちにディーゼルエンジンに換装したT-80UDというタイプが登場しました。さらにそののち、ロシアで開発されたT-90やT-14といった新型戦車は、ディーゼルエンジンを搭載しています。

 このように世界的に見ると、ガスタービンはまだまだ少数派です。転じて日本の国産戦車は、戦後も一貫してディーゼルエンジンを搭載しています。自衛隊発足時に供与されたM24、M4A3、M41といったアメリカ製戦車はガソリンエンジンでしたが、それらはいまでは全て退役しています。

戦車への燃料補給、実際のところは?


 それでは戦車への燃料補給は実際、どのようにして行われているのでしょうか。

90式戦車の10ZG32WTディーゼル。V型10気筒で最大1500馬力(月刊PANZER編集部撮影)。

演習にて、携行缶に給油中の自衛隊員。携行缶の容量は20L(月刊PANZER編集部撮影)。

演習にて、給油中の90式戦車(月刊PANZER編集部撮影)。

 陸上自衛隊の場合、各駐屯地に給油所があり、戦車もここを利用することは可能ですが、燃料をがぶ飲みする戦車は給油に時間がかかるため、何両も連なって向かうと混雑の原因になります。

 そのため、パーク(駐車場)で給油する姿がよく見られます。各駐屯地には「燃料集積所」という場所があり、そこには緊急時や災害派遣に備えて必ず一定数、燃料が入ったドラム缶(1缶あたり200リットル)が用意されています。ここにまずトラックで向かい、軽油が入ったドラム缶を必要数荷台に搭載し、パークに戻ります。その後、ドラム缶を下ろし、人力で戦車のそばまで転がし、手動ポンプで給油します。

 手動ポンプは種類にもよりますが、おおむねハンドル1回転で1リットル汲み上げるようにできており、単純に考えてもドラム缶を空にするまでハンドルを200回転させることになります。

 ちなみに各部隊で保有する戦車には、常に一定量の燃料が入っているように管理されており、燃料タンクが空の状態になることはほとんどありません。部隊では隊員が常時、部隊が装備する全車両の稼動状況を把握しており、適時適切な燃料補給を行っているからです。

 このように、「たかが給油」と思うかもしれませんが、軍用車両への給油は多くの人員が関わって実施されています。



【写真】ドラム缶かついだ74式戦車、偽装中


演習で車体後部に増槽としてドラム缶を搭載した陸自74式戦車。車体に取り付けられた植物は偽装用のもの(月刊PANZER編集部撮影)。

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cat_8_issue_oa-trafficnews oa-trafficnews_0_495e53e609ef_北九州市内にも「連節バス」西鉄が導入 全長18m超 495e53e609ef 495e53e609ef 北九州市内にも「連節バス」西鉄が導入 全長18m超 oa-trafficnews 0

北九州市内にも「連節バス」西鉄が導入 全長18m超

北九州市内に導入予定の連節バス、デザイン案(画像:西日本鉄道)。

 西日本鉄道は2019年4月9日(火)、北九州市内に導入予定の連節バスについて、運行を担当する西鉄バス北九州と北九州市が車両デザインが決定したと発表しました。

 連節バスは、車体がふたつ以上つながっている大量輸送が可能なバスで、西鉄側は今回、メルセデス・ベンツ製の「シターロG」を2台導入。その全長は約18.2mに及びます。

 車両デザインは市民投票によって選ばれ、2679票を獲得した北九州市のデザイン制作・広告会社「ハーティブレーン」のデザイン案が採用されました。“北九州市の文化や伝統を身近に”というコンセプトのもと、江戸時代から続く特産の「小倉織」をモチーフに、市内各地の「まつり」、市花である「ひまわり」と「つつじ」など北九州市の特色を表しつつ、洗練されたデザインが評価されたそうです。

 今後、4月23日(火)に一般車両への影響や走行環境の最終確認のための試走を行い、必要な改善を図ったうえで、2019夏の導入を目指すとのこと。現在のところ、小倉~黒崎(砂津~黒崎バスセンター)間で5~8往復、小倉~戸畑(砂津~戸畑駅)間で1往復の運行を検討しているそうです。

 連節バス導入の導入は、北九州市における「拠点間BRT(Bus Rapid Transit)」形成の一環。連節バスを基幹的なバスとして定時性・速達性を向上させ、既存の路線バスとの乗り継ぎ強化を図るなどして、人口減少、高齢化社会に対応した公共交通ネットワークの再構築に取り組むとしています。西鉄ではすでに、福岡市内の博多港国際ターミナルと博多駅、天神などのあいだで「都心循環BRT」として連節バスを運行しています。

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cat_8_issue_oa-trafficnews oa-trafficnews_0_d7c63b103375_リニア新幹線の模擬授業を体験 学校の先生が"子ども"役に d7c63b103375 d7c63b103375 リニア新幹線の模擬授業を体験 学校の先生が"子ども"役に oa-trafficnews 0

リニア新幹線の模擬授業を体験 学校の先生が"子ども"役に

教材の活用方法を学ぶ


 JR東海の鉄道博物館「リニア・鉄道館」(名古屋市港区)が2019年4月6日(土)夜、リニア中央新幹線を題材にした「模擬授業」を開催。その模様を報道陣に公開しました。

「リニア・鉄道館」で行われた模擬授業(2019年4月6日、草町義和撮影)。

 これは同館が提供している学校教育用教材の普及策の一環。教育研究団体「TOSS」代表代行の谷 和樹さん(玉川大学教職大学院教授)が先生役です。

 題材は「リニア中央新幹線」。金属などを冷却すると電気抵抗がゼロになる「超電導現象」と、この現象を用いた電磁石がリニア中央新幹線に導入される理由などを勉強。谷さんは、教材に描かれたリニア車両と東海道・山陽新幹線の車両(N700A)を示しながら、「このふたつを見比べて分かったことを書いてください。3つ以上書けた人は持ってきてごらん」と、小中学生の子どもに接するようにして参加者へ話しかけていました。

 しかし、見比べて分かったことを紙に書き出している参加者は、子どもではなく、各地の小中学校に勤務する教員です。模擬授業を通して教材の使い方を学び、それを参加者が勤務する学校の授業で生かしてもらおうというわけです。

 参加者は小中学生になりきって授業を受けていましたが、なかには「(新幹線の整備による所要時間の短縮で)遠方の飲み会に夜遅くまで参加できるようになりました」と回答した人も。「これ、小学生の授業だからね」と谷さんに突っ込まれ、参加者の笑いを誘っていました。

教材の制作に必要なポイントは


 リニア・鉄道館は、新幹線の技術や歴史などを多くの人に知ってもらえるよう、新幹線を題材にした学校教育用の教材データを同館のウェブサイトで公開。TOSSに参加する教育関係者が制作したもので、誰でもダウンロードできます。

リニア・鉄道館のウェブサイトで公開されている教材(草町義和撮影)。

 これまで公開してきた教材は、小学生向けのものが中心でしたが、2019年4月1日(月)に公開した教材3点のうち「リニア中央新幹線が果たす役割」は、小学生(中・高学年)向けと中学生向けを提供。「超電導リニアのひみつ」と「リニア中央新幹線から学ぶ環境保全」は、中学生向けのみ提供しています。

 谷さんは「リニア新幹線は中学生向きの素材なんですね。超電導というのは小学生には分かりにくい。電磁石は小学校の高学年で登場しますが、電気抵抗と言われてもハードルが高すぎる」とし、新たに公開した教材は中学生向けを中心に制作したと話しました。

 また、教材は「できるだけビジュアルにしたい」「文字だけのページは作らないようにしたい」「1ページのなかに入れる情報の量を絞りたい」の3点を意識して制作しているといいます。

「企業側はたくさんの情報をユーザーに知ってほしいと考えますが、(授業という)限られた時間のなかで情報を詰め込みすぎると、子どもたちはそれだけで嫌になってしまう。パッと見たときに、若干すっきり目の紙面がいいのです。情報をどの程度盛り込むか、JR東海と何度も議論しました」(谷さん)

 リニア・鉄道館は、教材の拡充とあわせて「鉄道教材発送サービス」も開始。同館ウェブサイトの専用ページに必要事項を記入して申し込むと、生徒用300部と指導用10部を上限に、印刷された教材が無料で送られてきます。JR東海はこうした取り組みにより、同館で公開している教材が学校教育の場で活用されるようにすることを目指しています。

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cat_8_issue_oa-trafficnews oa-trafficnews_0_91a078d5ff85_GWのJR、ピークは下り4/27と上り5/5 予約数は前年比大幅増 91a078d5ff85 91a078d5ff85 GWのJR、ピークは下り4/27と上り5/5 予約数は前年比大幅増 oa-trafficnews 0

GWのJR、ピークは下り4/27と上り5/5 予約数は前年比大幅増

JR東日本におけるゴールデンウィーク期間の列車予約状況(画像:JR東日本)。

 JR旅客6社は2019年4月12日(金)、ゴールデンウィーク期間(4月26日~5月6日、11日間)の指定席予約状況を発表しました。

 予約のピークは、下りが4月27日(土)、上りが5月5日(日)。予約可能席数は前年比107%の1065万席に対し、予約された席は前年比161%の436万席です。

 東海道新幹線は、下りが4月27日(土)から30日(火・休)の午前に東京駅を出発する列車でほぼ満席。上りは5月5日(日)午後に東京駅に到着する多くの列車が満席です。

 東北・山形・秋田・上越・北陸新幹線も、下りは4月27日(土)・28日(日)の午前に出発する列車でほぼ満席。上りは5月5日(日)午後の「はやぶさ」「はやて」がほぼ満席になっています。

 山陽新幹線は、下りが4月27日(土)から29日(月・祝)の午前に新大阪駅を出発する列車を中心にほぼ満席。上りは5月5日(日)午後に新大阪駅に到着する列車の多くがほぼ満席です。

 寝台特急「サンライズ瀬戸」(東京~高松・琴平)の予約率は前年より7ポイント上昇し86%です。

 JR各社は、一部の日や時間帯を除いてまだ空席があることから、早めの予約を呼び掛けています。また、東海道新幹線や東北新幹線などで臨時列車を追加設定しています。

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cat_8_issue_oa-trafficnews oa-trafficnews_0_0cb09481c9d0_一部不通の豊肥本線、2020年度内に復旧へ 熊本地震で被災 0cb09481c9d0 0cb09481c9d0 一部不通の豊肥本線、2020年度内に復旧へ 熊本地震で被災 oa-trafficnews 0

一部不通の豊肥本線、2020年度内に復旧へ 熊本地震で被災

道路・砂防などの関連工事と連携


 国土交通省は2019年4月12日(金)、熊本地震の影響で一部区間が不通のJR豊肥(ほうひ)本線について、2020年度内に運転再開の見通しであることを発表しました。

観光特急「あそぼーい!」は豊肥本線の熊本~宮地間で運行されていたが、地震で不通区間が生じたため、現在は阿蘇~別府間に変更されている(2017年7月、恵 知仁撮影)。

 豊肥本線は熊本駅と大分駅を東西に結ぶJR九州の鉄道路線です。2016年4月に発生した熊本地震で同路線では大規模な斜面崩壊などが発生。被災から3年を迎える現在も、熊本県内の肥後大津~阿蘇間約27.3kmで運転の見合わせが続いています。

 JR九州は2017年4月、現地に復旧事務所を設置して復旧工事を開始。被災した土木設備51か所のうち、約8割にあたる41か所で工事に着手し、うち23か所で工事が完了しています。土木設備の復旧工事が完了した箇所から、軌道の復旧工事に順次着手しています。

 4月10日(水)、国交省、熊本県、JR九州で構成する「JR豊肥本線復旧連絡協議会」が開催。このなかで、豊肥本線の復旧に向けて道路、砂防といった関連工事との円滑な連携・調整や、必要な支援・協力などについて協議が行われました。

 工程を精査した結果、国が進めている阿蘇大橋地区の斜面崩壊部の対策工事を2019年度末に完成させ、この箇所を豊肥本線の復旧工事用ヤードとして活用するといった連携を行うことで、豊肥本線の復旧工事完了と運転再開が2020年度内の見通しになったといいます。

 国土交通省は「引き続き、JR豊肥本線の一日も早い復旧に向け、国土交通省、熊本県、JR九州の関係機関と連携・調整を図って参ります」としています。



【地図】鉄道・道路などの復旧状況


熊本地震の鉄道・道路などの復旧状況(画像:国土交通省)。

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cat_8_issue_oa-trafficnews oa-trafficnews_0_8662b9d25974_新元号発表の瞬間が! 「令和」記念ICカード発売 ことでん 8662b9d25974 8662b9d25974 新元号発表の瞬間が! 「令和」記念ICカード発売 ことでん oa-trafficnews 0

新元号発表の瞬間が! 「令和」記念ICカード発売 ことでん

 香川県内を走ることでん(高松琴平電気鉄道)が2019年4月10日(水)、新元号「令和」を記念した「IruCa」(列車への乗車などができる、ことでんのICカード)ときっぷを発売すると発表しました。

ことでんの「新元号記念IruCa」。同社のキャラクター「ことちゃん」「ことみちゃん」が描かれている(画像:高松琴平電気鉄道)。

「新元号の発表の瞬間」をデザインしたという「新元号記念IruCa」は、5月3日(金・祝)午前9時30分から、瓦町駅(香川県高松市)の2階コンコース特設ブースで販売が開始されます。800枚の発売で、価格は2000円です。

「新元号記念 2daysフリーきっぷ」は、4月27日(土)から5月6日(月・祝)のあいだ――平成から令和にかけての10日のうち、2日を選んでことでんの電車全線に乗車できるものです。高松市内の高松築港、片原町、瓦町、瓦町志度線口駅で4月16日(火)から5月6日(月・祝)までの発売。価格は2400円です(大人用のみ発売)。



【画像】「新元号記念 2daysフリーきっぷ」のデザイン


ことでんの「新元号記念 2daysフリーきっぷ」(画像:高松琴平電気鉄道)。

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cat_8_issue_oa-trafficnews oa-trafficnews_0_6b377d18993a_JRバス「ドリーム号」に新型2階建て導入! プレ運行開始 6b377d18993a 6b377d18993a JRバス「ドリーム号」に新型2階建て導入! プレ運行開始 oa-trafficnews 0

JRバス「ドリーム号」に新型2階建て導入! プレ運行開始

 西日本ジェイアールバスとジェイアール関東バスが共同運行する高速バス京阪神~東京線で、2019年5月17日(金)から、スウェーデンのスカニア製新型2階建てバスが本格導入されます。

西日本ジェイアールバスが導入を予定しているスカニア製新型2階建てバスのイメージ(画像:西日本ジェイアールバス)。

 この2階建てバスは、ジェイアールバス関東が2018年7月から新宿~東京ディズニーランド線や、名古屋~東京線「新東名スーパーライナー」に導入。今回、夜行「ドリーム号」を含む京阪神~東京線へと導入が拡大されることとなりました。それに先駆け、次の便で「プレ運行」が実施されます。

・対象便:大阪駅23時40分発「青春エコドリーム23号」、東京駅22時40分発「青春エコドリーム36号」
・プレ運行期間:4月26日(金)~29日(月)、5月1日(水)~6日(月)発

 また、4月30日(火)出発、5月1日(水)到着の特別運行便「平成ドリーム令和号」(大阪駅、東京駅それぞれ23時50分発)にも使用されます。

 5月17日(金)から京阪神~東京線で新型2階建てバスが導入される便は次のとおりです。

・東京駅11時10分発「青春昼特急11号」
・大阪駅11時10分発「青春昼特急12号」
・東京駅22時40分発「青春エコドリーム23号」
・東京駅23時40分発「青春エコドリーム37号」
・大阪駅22時20分発「青春エコドリーム18号」
・大阪駅23時20分発「青春エコドリーム32号」

 また西日本ジェイアールバスもこの車両を導入し、5月下旬以降、京阪神~東京線で運行予定としています。



【写真】昭和の初代「ドリーム号」と現行車両


左が1969年に運行を開始した初代「ドリーム号」(画像:西日本ジェイアールバス)。

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cat_8_issue_oa-trafficnews oa-trafficnews_0_74387841c4f8_東北中央道"福島~山形"開通 関東~山形最短ルートの実力 74387841c4f8 74387841c4f8 東北中央道"福島~山形"開通 関東~山形最短ルートの実力 oa-trafficnews 0

東北中央道"福島~山形"開通 関東~山形最短ルートの実力

福島~山形間の料金は半額以下!


 NEXCO東日本が整備を進めていた東北中央道 南陽高畠IC~山形上山IC間24.4kmが、2019年4月13日(土)15時に開通します。

南陽高畠IC~山形上山IC間が開通する東北中央道。路線ナンバリングはE13(画像:NEXCO東日本)。

 これにより東北中央道は、東北道に接続する福島JCT(福島市)から山形県米沢市を経て、山形道と接続する山形JCT(山形市)、さらに東根北IC(山形県東根市)までがつながります。国道13号および山形新幹線(奥羽本線)に並行する形です。

 従来、関東から山形市方面へ向かうには、東北道を北上し、宮城県内の村田JCT(村田町)から山形道を経由するのが一般的でしたが、東北中央道経由ではどうでしょうか。福島JCT料金所から東北中央道 山形中央ICまでの距離や普通車料金は次のとおりです。

・東北中央道経由:80.9km、1400円
・東北道と山形道経由:105.5km、3020円

 山形市内には山形中央ICのほか、山形道の山形蔵王ICと山形北ICがありますが、福島JCT料金所から東北道・山形道経由で最短となる山形蔵王ICまででも距離は89.5km(普通車2600円)ですので、東北中央道経由は福島~山形間、ひいては関東~山形間の最短ルートとなります。しかも、福島JCT料金所から米沢北ICまでの36.5km(うち約9kmは東北最長の道路トンネルである「栗子トンネル」)は、国が整備した「直轄高速」として無料で通行できるため、料金も割安なのです。

所要時間はどう変わる?


 一方、福島JCT料金所~山形中央IC間の所要時間は、既存の東北道・山形道経由で1時間16分ですが、東北中央道経由でも1時間12分と、あまり変わりません。

 これは最高速度の違いが影響。東北道・山形道は最高速度80~100km/hですが、東北中央道は基本的に暫定2車線のため70km/hで、NEXCO東日本東北支社によると「距離は短くても所要時間は長くかかることがあります」とのこと。今回の開通により東北道から東北中央道へ転換する交通量は、2000台程度と見込んでいるそうです(編注:2019年2月における1日あたり交通量は、東北道が約30万1000台、山形道が約2万台、東北中央道が約4300台)。

 とはいえ、今回の開通は地元にとって様々な効果をもたらします。開通区間に並行する国道13号の渋滞緩和が期待されているほか、降雪などで国道13号が通行止めになると、信頼性の高い代替路がなかったことから、安定した交通路が確保されるとのこと。

赤線が新規開通区間。東北道、山形道、東北中央道による周回ルートが形成される(画像:NEXCO東日本)。

山形上山IC(画像:NEXCO東日本)。

かみのやま温泉IC付近の切土区間(画像:NEXCO東日本)。

 また、東北道、山形道、東北中央道による周回ルートが完成することで、いずれかの道路が通行止めになっても、福島、山形、仙台エリアを相互に移動することが可能になり、周遊による観光への寄与も期待されています。さらに、現在整備が進められている福島県内の福島市から相馬市にかけての区間も完成すれば、常磐道や仙台南部道路とともに「8の字」状のネットワークが形成され、複数ルートの選択が可能になります。

 ちなみに、東北中央道の東根北IC以北は現在、秋田県湯沢市の雄勝こまちICまでの約83kmが細切れに開通(すべて無料区間)。そこから終点の秋田道に接続する横手IC(秋田県横手市)までの29kmは開通済みです(一部有料区間)。東北道の福島西ICから横手ICまでは、既存の東北道・秋田道経由で257.5km、普通車料金5880円ですが、東北中央道の未開通区間がすべて開通した場合、同道経由で230.9km、2640円となります。

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cat_8_issue_oa-trafficnews oa-trafficnews_0_9fcd7c32a4d4_空自F-35墜落の現状と今後 問題対応や調達計画への影響は? 9fcd7c32a4d4 9fcd7c32a4d4 空自F-35墜落の現状と今後 問題対応や調達計画への影響は? oa-trafficnews 0

空自F-35墜落の現状と今後 問題対応や調達計画への影響は?

夜間飛行中の墜落事故


 2019年4月9日(火)、防衛省は青森県の航空自衛隊三沢基地に配備されたF-35A「ライトニングII」戦闘機が同日19時27分頃、行方不明となったことを明らかにしました。また翌10日(水)には墜落と断定しました。11日(木)午前11時現在、パイロットは依然として行方不明であり、捜索が続いています。

墜落した航空自衛隊のF-35A戦闘機(画像:航空自衛隊)。

 F-35Aは航空自衛隊において配備が始まったばかりの最新鋭機であり、運用部隊である第302飛行隊も三沢基地において、2019年3月26日にF-4EJ改「ファントムII」から機種更新を完了したばかりでした。事故の要因についてはまだ何かを判断するだけの情報はなく、現在は全機飛行停止にしたうえで原因究明に当たっている段階です。

 F-35は2019年4月の時点において、F-35A/B/C全タイプ総生産数380機以上、世界13か国が発注し10か国が導入開始済み、17の航空基地に配備され、これまでの墜落事故は2018年9月28日の短距離離陸垂直着陸型F-35Bわずか1機のみと、これまでのアメリカ製戦闘機史上において、飛びぬけて事故率の低い実績がありました。

既知の問題が原因である可能性は低い


 F-35は現時点における全世界の戦闘機生産数の大部分を占めており、2019年は年産141機を計画しています。2019年中には総生産数500機近くになる見込みであり、機数が増えるぶん、それだけ事故も発生する可能性が高くなることは避けられないものの、今回はまだ数の少ない自衛隊機であり、通常離着陸型F-35Aとしては最初の損失でした。

 一部報道において「欠陥機」「未完成品」とも誇張されることのあるF-35Aですが、実のところ安全面における問題はそれほど多くは報告されてはおらず、既知の問題が事故のおもな原因である可能性は低いと考えられます。昨年、墜落したF-35Bについては燃料系統の異常であることが判明しており、問題の箇所を修正することで対応しています。またこれはF-35B型特有の問題であり、航空自衛隊のF-35Aとは関係がありません。

今後への影響は…?


 あらゆる工業製品においても言えることではありますが、極めて複雑なシステムである現代戦闘機はF-35に限らず、その開発において必ず数多くの問題が見つかります。F-35や航空自衛隊のF-2、そしてF-15「イーグル」においても、解決すべき不具合について優先順位をつけ定期的に修正していき、致命的な問題が発覚した場合、優先順位を繰り上げて対応する方式が採られています。身近なものにたとえるならば、戦闘機の不具合解消は、パソコンのOSやスマートフォンのアプリが順次アップデートしていくことで安全性を高め、重大なバグがあった場合にのみ緊急アップデートが行われるやり方と同じであるといえます。

 もちろん例外はあり、陸上自衛隊の国産観測ヘリコプターOH-1は、搭載する国産エンジンの問題に起因する事故の多発から2015年12月に全機飛行停止処分が下され、2019年にこれは一部解除されたものの、実に3年以上にわたり実戦部隊においての運用が行われておらず、また再開の目途は立っていないという危機的な状況にあります。

 F-35がOH-1のように年単位で運用できないといった事態に陥らない限り、F-35Aの調達計画全体を見直さなければならないようなことにはならないでしょう。また前述のとおりF-35の墜落事故の少なさは記録的であり、計画見直しになる可能性もいまのところは無いといえます。

 いずれにせよ、現時点において事故原因について何かを判断できる状況にはなく、これからの原因究明が待たれるところです。



【写真】飛行停止から3年、一部再開 陸自OH-1ヘリコプター


陸上自衛隊のOH-1観測ヘリコプター。エンジンに起因する問題から3年以上にわたって実戦部隊での運用が行われていない。2019年3月1日、その飛行停止が一部解除された(関 賢太郎撮影)。

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