「JALの象徴」として特別塗装に
JAL(日本航空)は2019年4月4日(水)、エアバスの大型双発旅客機「A350-900」を2019年9月1日(日)より、東京~福岡線で運航すると発表しました。現在、JALはエアバス機を運航しておらず、このA350-900型機とA350-1000型機が、JALが初めて発注したエアバス機になります(統合前の日本エアシステム発注分を除く)。
JALがボーイング777型機の後継として導入するエアバスA350-900型機。画像はその初号機「“挑戦”のレッド」(画像:JAL)。
運航初便は、羽田12時10分発のJAL317便の予定。「国内線ファーストクラス」(12席)と「クラスJ」(94席)、「普通席」(263席)の3クラスで構成され(合計369席)、機内デザインの一新、全座席への個人画面と電源の装備など、「これまでにない快適で充実した客室仕様でお客様をお迎えする」といいます。
またJALは、このA350-900型機を「挑戦と成長を続けるJALの象徴」として位置づけ、導入初号機から3号機までを特別塗装機として運航。初号機(機番:JA01XJ)は「“挑戦”のレッド」、2号機(機番:JA02XJ)は「“革新”のシルバー」、3号機(機番:JA03XJ)は「“エコ”のグリーン」というテーマでデザインされます(それぞれ機体後部の大きな「AIRBUS A350」の文字色が異なる)。
なおA350-900型機の運航は、福岡線に続き、東京(羽田)~札幌(新千歳)線、東京(羽田)~沖縄(那覇)線などへ順次拡大される予定です。
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