cat_18_issue_oa-tokyoshimbun oa-tokyoshimbun_0_d9410b2fcbc7_「不自由展」 表現の自由を問う 「政治性」で規制の作品 さいたま「9条俳句」も あすから d9410b2fcbc7 0

「不自由展」 表現の自由を問う 「政治性」で規制の作品 さいたま「9条俳句」も あすから

2019年7月31日 16:55 東京新聞

<くらしデモクラシー>

 政治色が強いなどの批判を受け、かつて美術館から撤去されたり公開中止になったりした芸術作品を集めた展覧会「表現の不自由展・その後」が八月一日から、愛知県美術館(名古屋・栄)で始まる。美術評論家や編集者ら有志でつくる実行委員会が二〇一五年に企画し、東京都内のギャラリーで開いた展覧会を受けた。今回は「その後」として、一五年以降に規制された作品を加えた。十月十四日まで。

 アートの祭典「あいちトリエンナーレ2019」の企画の一つ。さいたま市の公民館だよりに掲載を拒否された俳句「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」や、旧日本軍の慰安婦を象徴する「平和の少女像」など十七組の出品が決まった。

 美術界では近年、政治性などを理由に作品の撤去、改変が度々起きている。今回は、それらの経緯の解説と併せて展示し、来場者に「表現の自由」を問いかける。

 少女像は韓国の彫刻家キム・ソギョンさん(54)と夫のキム・ウンソンさん(55)が制作。一二年に東京都美術館で展示されたが、来館者の指摘をきっかけに撤去された。二人は「日本をおとしめる意味はなく、平和の象徴として作った。政治と芸術は切り離せない。直接見て、意味を感じて」と話す。

 一四年に政治家の靖国神社参拝に対する批判の文書などを貼り、同館に撤去や手直しを求められた造形作家中垣克久さん(75)=岐阜県高山市出身=の作品や、一七年に美術家岡本光博さんが沖縄の米軍機墜落を題材に描き、住民の反発で一時公開中止となった風刺画「落米(らくべい)のおそれあり」などもある。

◆美術の論理示せるか

<「情報社会の情念-クリエイティブの条件を問う」などの著書がある美術批評家・黒瀬陽平さんの話> 公立美術館では、ほとんど前例がない美術展。だが規制にもいろんなレベルがあり、すべてを「表現の自由」でくくるのは、危険な面もある。規制された作品を集めただけでは、スキャンダリズムと変わらない。公共施設や公金を投じた事業である以上、市民の疑問やクレームに答える義務が発生する。作者や主催者が美術としての論理や価値をしっかり示すことができれば、成功したと言えるだろう。

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cat_18_issue_oa-tokyoshimbun oa-tokyoshimbun_0_aa2dfdf6b324_ベビーカー乗車をトーマスが歓迎! 都営大江戸線に「子育て応援スペース」 公共交通機関で初 aa2dfdf6b324 0

ベビーカー乗車をトーマスが歓迎! 都営大江戸線に「子育て応援スペース」 公共交通機関で初

 子どもと一緒に安心して乗ってね-。東京都は7月31日から、都営大江戸線の一部車両にベビーカーなど小さな子ども連れでも乗りやすい「子育て応援スペース」を設ける。社会全体で子育てを応援する雰囲気をつくるのが狙いで、人気アニメ「きかんしゃトーマスとなかまたち」のイラストに囲まれている。国土交通省によると、子育て応援を掲げたスペースの設置は公共交通機関で初めて。 

「危険を感じた」保護者らの要望が形に

 30日、スペースを設けた車両が清澄白河駅で披露され、親子連れら7人が見学した。長男の平本律樹くん(3つ)を連れた沙織さん(34)=品川区=は「電車には気を張って乗らなきゃいけなかった。『子どもウエルカム』なデザインにしてくれたことで気持ちが和らぐ」と話した。

 平本さんらは2月、保護者を対象にインターネット上でアンケートを実施。子どもと電車に乗ったとき、抱いた子どもやベビーカーが押しつぶされそうになるなどの危険を感じたことが「ある」「どちらかといえばある」と答えた人が9割を超えた。この結果などを基に、子育て応援車両の導入を求める要望書を小池百合子知事に提出した。

全58編成のうち3編成の3、6号車に設置

 子育て応援スペースは大江戸線の全58編成のうち3編成の3、6号車に設け、車いすなどで乗れる優先席の周りにトーマスなどのイラストを施した。高齢者ら誰でも利用できる。運行時刻は当日の始発前に東京都交通局のホームページで公表する。

「満員電車の子連れ通勤」に賛否両論…背景にあるものは?

 満員電車に子どもを連れて乗ることには、賛否両方の意見がある。自宅から遠い保育所に子どもを預けるため、ベビーカーで通勤電車に乗らざるを得ない母親らを本紙が2月に紹介すると、「わがままだ」など厳しい声も寄せられた。識者らは、子育てへの理解を促すきっかけとして都の取り組みを評価する。

2月の記事に非難コメントも

 「ため息をつかれた」「批判的な目で見られる。毎回タクシーを使うのは、お金がかかりすぎて無理」。子連れの通勤でつらい思いをする母親たちの声を「東京すくすく」に掲載すると、さまざまな体験談が寄せられた。

 「子連れに配慮し、譲るのは当然」「頑張れ、ママさん」と応援の書き込みがある一方で、「ラッシュ時にベビーカーで乗る必要があるのか」と、非難するコメントも少なくなかった。

小池都知事「社会のニーズ」

 子育て応援スペースの狙いについて、小池百合子知事は本紙の取材に「女性(専用)車両も、今も賛否ありますよね。(今回の)キッズ車両にまた賛否はあろうと思いますが、社会のニーズだと思う」と説明。「(子育てへの応援が)当たり前だと思われる東京、成長一辺倒でなく成熟社会の一つの象徴になるのでは」と述べた。

 NPO法人「せたがや子育てネット」代表の松田妙子さん(49)は、国土交通省の協議会でベビーカーを利用しやすい環境づくりに取り組んできた。「専用車両に子どもが隔離されるのではなく、いろんな人と一緒に乗れるところが良い」と都の取り組みを評価。「目をキラキラさせる子どもを見てほしい。子どもと触れる機会が増えれば、(子育てについて)社会全体で考えるきっかけになる。子どもがどんどん街に出られる社会にしたい」と語る。

ストレスをぶつけられる弱者

 明治大の藤田結子専任教授(社会学)は、子育てと仕事の両立のため、子連れ通勤で奮闘する母親らへの批判が少なくないことについて「目の前にいる弱い者、子どもや赤ちゃんに、ストレスがぶつけられている側面があるのでは。不満は、満員電車に子連れで乗らざるを得ない状況をつくっている政府に向けるべきだ」と指摘した。

[元記事:東京新聞 TOKYO Web 2019年7月31日]

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cat_18_issue_oa-tokyoshimbun oa-tokyoshimbun_0_3c1bd53bf22e_<国会バリアフリー>動けなくても働ける姿を 分身ロボ開発 吉藤健太朗代表に聞く 3c1bd53bf22e 0

<国会バリアフリー>動けなくても働ける姿を 分身ロボ開発 吉藤健太朗代表に聞く

2019年7月31日 02:00 東京新聞

 難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者でれいわ新選組の船後靖彦参院議員は、国会で分身ロボットの活用を希望している。障害のある人と寄り添いながら、分身ロボットの研究・開発を続ける「オリィ研究所」(東京都港区)の吉藤健太朗代表(31)に、仕組みや意義を聞いた。 (北條香子)

 -分身ロボットは人工知能(AI)ではなく、操作する人の意思で動くものなのか。

 「その通りだ。私たちの製品には、ロボットを通じて(操作通りに)身体表現を行うものと、文字盤に視線入力して文章を読み上げさせる意思伝達機能を持つものがある。両者を組み合わせて使うこともできる」

 -具体的には。

 「パソコンやタブレットなどでロボットを操作し、うなずいたり、手を挙げたりできる。ロボットの首を動かせば、カメラを通じて周囲を見渡すことも可能だ。船後さんは、視線入力と身体表現できるロボットを組み合わせて使うことを希望していると聞いている」

 -船後さんは発語できないが、視線入力でロボットを通じて手を挙げたり、文章を読み上げたりできるということか。

 「そうだ」

 -分身ロボットには限界もあるようだが。

 「正直、壁にぶつかってみないと分からない。様子を見ながら(船後さんの)やりたいことに合わせて、機能を追加できればと思う」

 -国会議員が分身ロボットを使う意義をどう考えるか。

 「船後さんが壁をどう乗り越えるかを見てもらうことで、いろいろ考えてもらうきっかけになるのではないか。船後さんが表に立って働く姿を見せ、それをわれわれが応援していくことで、体が動かなくなっても働ける、存在意義を見いだせる社会の姿を示したい」

<よしふじ・けんたろう> オリィ研究所代表。1987年、奈良県生まれ。小学5年から中学2年まで不登校を経験。早稲田大在学中に孤独解消のための分身ロボットを開発。2012年に同研究所を立ち上げた。

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東京五輪 新潟の雪で熱中症対策 サッカーとバスケ会場テントなど設置

2019年7月31日 02:00 東京新聞

 新潟の雪で観客の熱中症予防を-。二〇二〇年東京五輪でサッカーとバスケットボールの会場があるさいたま市は、八月四、二十五両日に新潟県南魚沼市と共同で五輪本番を想定した暑さ対策の実証実験をする。南魚沼の雪を使った「雪テント」を競技場周辺に設置。雪を詰めた「スノーパック」も来場者に配る。両市は効果が確認できれば、本格導入を検討する。 (藤原哲也)

 両市の連携は昨年十一月、豪雪地で知られる南魚沼市側から雪を自然エネルギーとして活用した暑さ対策の提案があり、準備を進めてきた。南魚沼市は二〇二〇年東京五輪・パラリンピックを機に雪国の魅力を世界に発信しようと、昨夏は市内の保管場所で保存した雪を東京で開かれたビーチバレー大会の会場に持ち込むなど同様の取り組みを既に始めている。

 雪テントはドーム型のエアーテント内で、プラスチック箱に詰めた雪の冷気を送風機で拡散。テント内を「雪のクーラー」にして、通り抜けるだけで涼しい気分を味わえる仕組みだ。テント内にはテーブルやイスを置き、休憩所としても活用できるようにする。

 スノーパックは雪を詰めたビニール袋を配布。頭など体に当てて冷やすことができる。チャック付きで、暑さで溶けても繰り返し雪を補充して使えるのが特長。一会場で八千~一万袋の配布を目指すという。

 実験は八月四日がサッカー会場となる埼玉スタジアムでJ1・浦和レッズの試合に合わせた午後一~七時に、同二十五日がバスケットボール会場となるさいたまスーパーアリーナで男女日本代表の国際試合に合わせた正午~午後七時にそれぞれ実施。雪は両日とも南魚沼から保冷コンテナを使って貨物列車で輸送する計画で、運び込む量は一日六トンを予定する。

 実験には、さいたま市内にキャンパスがある芝浦工業大が協力。気温や湿度などによる「暑さ指数」の測定やサーモグラフィーによる体温計測、アンケート回収によるデータ収集をして効果を検証する。このほか会場では、ミスト装置の設置や東京都が作製して話題の「かぶる日傘」の体験、うちわの配布もある。

 さいたま市の担当者は「東京五輪・パラリンピックのおもてなしを考える上で暑さ対策は必須。一年前の同じ暑さの中で涼しさの効果や数値を検証した上で、来年の本番にどう生かせるか検証したい」と話している。

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cat_18_issue_oa-tokyoshimbun oa-tokyoshimbun_0_b341055158aa_〈税を追う〉辺野古の下請け業者名、公開が義務の施工体系図で黒塗り 異例の対応に批判 b341055158aa 0

〈税を追う〉辺野古の下請け業者名、公開が義務の施工体系図で黒塗り 異例の対応に批判

2019年7月30日 16:55 東京新聞

 沖縄県名護市辺野古(へのこ)の米軍新基地建設で、本紙が工事業者を一覧にした「施工体系図」を情報公開請求したところ、防衛省沖縄防衛局は下請け業者名を全て黒塗りにして開示した。施工体系図は建設業法で公開が義務付けられており、制度を所管する国土交通省は「業者名を非開示にしたのは初めて聞いた」と異例の対応と認めた。巨額の税金を投じる事業で、公開すべき情報を明らかにしない防衛局の対応は批判を浴びそうだ。(中沢誠)

米軍新基地の建設 66社が参加

 本紙は四月、沖縄防衛局が二〇一四年度以降に発注した辺野古工事の施工体系図を開示請求。防衛局は七月八日付で、護岸新設工事や埋め立て工事など二十件(契約総額千五十九億円)の施工体系図について、一部開示の決定をした。

 開示された体系図によると、大成建設が百三十九億円で受注した仮設工事は、四次下請けまでに六十六社が参加。大林組などの共同企業体が百一億円で受注した埋め立て工事は、二次下請けまでに九社が入っていた。これらを含め二十件の体系図は全て下請け業者名が黒塗りになっていた。

非開示理由は5年前のゲリラ事件

 防衛局が非開示理由として引き合いに出したのが、五年前に受注業者を狙ったとみられるゲリラ事件だ。

 一四年十月、辺野古沖のボーリング調査を請け負った業者が入る埼玉県内のビルに迫撃弾が撃ち込まれ、後日、基地反対派の声明文が報道各社に送られた。

 防衛局は取材に、下請け業者名を公表すれば「同じような被害が発生し、公共の安全と秩序の維持に支障を及ぼす恐れがある」と答えた。だが、ゲリラ事件から一年以上たった一六年一月、しんぶん赤旗は防衛局への開示請求で入手した施工体系図などから元請けや下請け業者を調べ、複数の業者が自民党側へ献金していたことを報じた。赤旗によると、当時は下請け業者名は非開示になっていなかったという。

献金、天下り…政官業の癒着ぶり

 同じ文書であるにもかかわらず、今回は非開示としたことについて、防衛局は「以前に開示した文書を特定できておらず、答えるのは困難」と回答。非開示としたのは「情報公開法に基づく判断で、契約の透明性を阻害していない」と問題はないとした。

 辺野古の新基地建設は前例のない海底の軟弱地盤を改良しなければならず、工費高騰は必至だが、政府は工費を明らかにしていない。一方で、一七年の衆院選で、施工業者が沖縄県内の自民党候補の政党支部に献金したり、防衛省OBが天下ったコンサルタント業者が地盤改良工事にお墨付きを与えたりと、政官業の癒着ぶりが指摘されている。

「治外法権ぶりを象徴した対応」

<全国市民オンブズマン連絡会議・新海聡事務局長の話> 施工体系図は「闇下請け」や手抜き工事を防ぐため、掲示を義務付けている。もし業者が掲示していなければ、発注者から指導が入る。本来公表すべき下請け業者名を、発注者が隠すというのは聞いたことがない。法制度の趣旨をねじ曲げ、都合の悪い情報は出さないという辺野古工事の治外法権ぶりを象徴した対応だ。

<施工体系図とは> 下請けまでを含め、工事に関わる建設業者がどのような分担で施工するのかを、一目で分かるようにした樹形図。元請け業者が作成する。公共工事では工事期間中、契約通りの業者が適正に工事していることを確認できるよう、工事関係者や公衆の見やすい場所に掲示することが、建設業法などで定められている。

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cat_18_issue_oa-tokyoshimbun oa-tokyoshimbun_0_a144b22f161a_高須院長「なう」ツイートで空き巣被害 犯罪者は見ている… SNS投稿に注意! a144b22f161a 0

高須院長「なう」ツイートで空き巣被害 犯罪者は見ている… SNS投稿に注意!

2019年7月30日 16:55 東京新聞

 空き巣などを繰り返す窃盗グループが、会員制交流サイト(SNS)の情報から標的を定めるケースが出ている。海外に出掛けると投稿した直後に愛知県日進市の別宅が被害に遭った美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長(74)は、SNSへの投稿を「なめていた」と振り返る。帰省や旅行する機会が増える夏、注意が必要だ。(河北彬光)

台湾訪問の予定をつぶやいたら

 「明後日から台北の神社に台湾加油(頑張れ)しに行きます」

 高須院長は五月三日、ツイッターで台湾訪問の予定をつぶやいた。空き巣被害に遭ったのは翌四日未明。別宅のドアがこじ開けられ、金塊七キロとパソコン(三千四百万円相当)が盗まれた。少なくとも三人組が別宅のカメラに写り、数分で去ったという。

 当時、出国を控えて東京都内のホテルに滞在し、別宅は留守だった。捜査関係者は「海外へ行く直前は人がいないと考えるのが自然。金塊があることを把握した上で、ツイッターを見て、不在だろうと狙った可能性がある」とみる。

なめていた。悪用されるとは…

 取材に、高須院長はツイッターへの投稿を「僕、なめていたんですよ。よく『なう』と書くんだけど、今ここにいるという意味。リアルタイムで報告しているわけだから、彼らにとっては役に立っているのかも」と話した。

 ツイッターを頻繁に利用するが、情報が悪用される恐れがあるとは想定していなかったという。「以前は位置情報も全部付けていたし、やばい状況を気楽に投稿していることは結構ありました。皆さん、注意しましょうね」と呼び掛けた。

インスタで住所特定のケースも

 実際に、SNSの投稿情報から空き巣に入ったケースも明らかになっている。

 昨年一月、被害に遭った同県稲沢市の男性(22)は、インスタグラムに高級ブランド品や高級外車の写真を頻繁に投稿。

 二十代の男五人のグループは車や自宅周辺の風景から男性の住所を特定し、外出時を狙って現金三十万円のほか、ブランド品など二百万円超相当を盗んだ。男らは「インスタの情報から金品があると分かっていた」と供述したという。

 留守や財産状況が分かる投稿は、犯人側にとって貴重な情報だ。捜査関係者は「旅行などの情報はすぐ投稿するのではなく、帰宅後が望ましい。自宅周辺の写真も安易に投稿しない方が安全」と指摘する。

◆昨年の侵入盗被害 埼玉ワースト

 窃盗グループはSNS以外にも、多様な手段を駆使して情報を仕入れている。

 捜査関係者によると、よく悪用が疑われるのが昔の名簿。名前のほか住所も記され、狙いを付ける目安になる。さらに高級住宅へ出入りする業者や繁華街の飲食店関係者から、裕福な人の情報を入手するケースもあるという。過去に愛知県警が摘発したグループから、被害者宅の金庫の位置まで細かく手書きしたメモが押収されたこともある。

 警察庁によると、全国の侵入盗被害は昨年一年間で六万二千七百四十五件発生。前年より14%減った。都道府県別では、埼玉が四千九百七十三件でワースト。続いて、愛知が四千八百五件、千葉が四千六百六十四件、東京が四千五百七十五件だった。

 侵入に五分以上かかると犯人の七割が諦めるとの統計もあり、捜査関係者は補助錠や防犯ガラスの設置、外出時の雨戸やシャッターの使用、確実な施錠を呼び掛けている。

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ふわっふわ!レッサーパンダの赤ちゃん 埼玉県こども動物自然公園で誕生

2019年7月30日 16:55 東京新聞

 埼玉県こども動物自然公園(東松山市)は、レッサーパンダの赤ちゃん二匹が生まれたと発表した。

 赤ちゃんは雄と雌が一匹ずつで父親はソウソウ(七歳)、母親はハナビ(八歳)。このまま順調に育てば十月中旬にも一般公開する予定という。同公園のレッサーパンダは計七匹になった。(中里宏)

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本当にこの子たちが悪いのか? 女子少年院の4人を描くドキュメンタリー「記憶」

2019年7月30日 16:55 東京新聞

 少年院出院者の全国ネットワーク「セカンドチャンス(SC)」(東京)の女子代表を務める中村末子さん(43)は、女子少年院で出会った少女4人の姿を追ったドキュメンタリー映画「記憶」を制作した。SCの活動で全国の少年院を訪れるうち、育った境遇や心の内を伝えたいとの思いが膨らんだ。「どのような社会になれば、彼女たちが更生できるのかを考えるきっかけになれば」と話す。30日に渋谷区のユーロライブで上映会がある。(竹谷直子)

事件の背景にあった、虐待の被害

 映画に登場するのは、中村さんが二〇一八年二~十月に出会った少女たち。生活のため盗みを繰り返して逮捕された少女らの言葉に、過去の再現を交えている。親や少年院の教官、出院後の社会復帰までを支援する「職親プロジェクト」代表らの声も盛り込んだ。

 中村さんも過去に傷害事件を起こし、少年院で過ごした経験がある。映画制作のきっかけは、全国の女子少年院で出会った少女の多くが虐待などの被害を経験しているのを知ったことだった。

性的虐待に耐えられず、義父を…

 ある少女は性的虐待に耐えられず、義父への傷害事件を起こした。母親の幸せそうな顔を見ると、虐待の相談をできなかったが、事件後に母から義父をそそのかしたと責められた。育児放棄に遭い、食べ物を探しに外へ出て大人の男に性を利用された子もいる。

 「本当にこの子たちが悪いのか」との思いが募ると同時に、「彼女たちは幸せになってはいけないと思っている」と痛感。七年前から映画の構想を練り、寄付などで資金を集め、法務省の協力を得て完成させた。

渋谷のユーロライブで上映会

 映画で少年院の少年、少女たちにも伝えたいことがある。「社会の厳しさを知ってほしい。でも、厳しい社会の中にも、この映画を支えてくれるような大人がたくさんいることも感じてもらいたい」と願う。

 上映会は渋谷区のユーロライブで、午後五時四十分、同八時二十五分からの二回。寄付をした人や支援者が優先だが、空きがあれば当日に一般の入場も受け付ける。無料。月一回のペースで上映していく予定で、今後も寄付を募り、男子少年院のドキュメンタリー映画の制作を目指す。問い合わせは「記憶」製作基金事務局=メールkioku@magicaltv.net=へ。

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食品ロスを解決! 「廃棄したくない店」「安く買いたい人」をつなぐアプリやサイト

2019年7月30日 16:00 東京新聞

 インターネットやスマートフォンのアプリを使って「食品ロス」の問題を解決しようとするベンチャー企業などの動きが活発になってきた。賞味期限が近い食べ物を無駄にしたくないコンビニやメーカーと、それを安く買いたい消費者を「橋渡し」する役割だ。(嶋村光希子)

コンビニで割引「No Food Loss」

 「カップ麺『緑のたぬき』は198円→99円、チョコパイ抹茶味は97円→49円に値下げ」

 賞味期限が迫ったり、箱がへこんだりして半額ほどに値下げされた食品が、スマホの画面上にズラリと並ぶ。東京・西新宿の「TODOKISUGI(トドキスギ)」が運営するアプリ「No Food Loss(ノーフードロス)」。利用者は無料で登録ができるアプリで商品を選択。コンビニのQRコードにスマホをかざせば、割引価格で食品を買える。

 今年二月にサービスを開始。これまでに中堅コンビニ「ポプラ」グループなどの12店で約3000食を販売した。トドキスギは利益の一部をアフリカなど途上国の子どもの給食費に寄付。東京都内の主婦(36)は「手ごろな価格で買え、子どもの役にも立つと思うとうれしい」と喜ぶ。

通販で買える「KURADASHI.jp」

 賞味期限が迫った食品などを割安価格で買える通販サイトもある。「KURADASHI.jp(クラダシドットジェーピー)」は東京・五反田の「クラダシ」が2015年に始めた。

 伊藤園、ネスレ日本など大手を含む580社が商品を提供。クラダシは売り上げの一部を社会活動団体に寄付する。関藤竜也社長(48)はかつて商社に勤務。取引先の食品メーカーが大量の食材を廃棄する現場を見て心を痛め、起業した。

飲食店で余った料理「TABETE」

 一方、飲食店で余った料理を救済するのが東京・南麻布の「コークッキング」だ。「TABETE(タベテ)」というアプリに、予約をキャンセルされたりしたレストランの料理を掲載。会員はスマホ上で決済し、店に出向いて料理を受け取る。昨年4月にサービスを開始。参加店は約240、会員数は約14万人に上る。

 こうした企業の取り組みについて消費生活アドバイザーの井出留美さんは「食材の有効利用につながり意義がある」と評価。その上で「まず食品ロスそのものを減らす努力が重要。消費者は食品を買いすぎないようにしたい」と話す。

<食品ロス問題とは> まだ食べられる食品が大量に捨てられている問題。農林水産省によると、国内の食品ロス量は年640万トンで、毎日、10トントラック約1700台分の食品が廃棄されている計算。今年5月に食品ロス削減推進法が成立。政府は基本方針を決め、消費者、事業者への啓発を進めることなどが定められた。

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cat_18_issue_oa-tokyoshimbun oa-tokyoshimbun_0_5bf51371d68e_恵比寿のど真ん中でピクニック♪ 夜景をバックに映画鑑賞、朝晩にヨガイベントも 5bf51371d68e 0

恵比寿のど真ん中でピクニック♪ 夜景をバックに映画鑑賞、朝晩にヨガイベントも

2019年7月30日 11:45 東京新聞

〈出かけてなっ得〉YEBISU GARDEN PICNIC

 東京・恵比寿にある「恵比寿ガーデンプレイス」で、人工芝を敷いた広場で楽しむさまざまな野外イベントを8月25日まで開催中。無料。写真は例年の様子。

 夜景を背景に、大スクリーンで映画鑑賞できる「ピクニックシネマ」(毎週金土日・1日1作品、19時30分~)は、「オズの魔法使(まほうつかい)」など15作品を上映する。

 「ピクニックヨガ」は、8月1日から全10回。7時30分~と19時~。各回先着約100人。ヨガマットまたはバスタオルを持参。詳細は「https://gardenplace.jp」で。

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